
(現地の海は透明感があった)
きのうは、serenioさんから、こんなコメントをいただきました。
共同通信などが報じた 「鈴川さんは高利で無許可の融資を地元の住民にしており、返済をめぐってトラブルを抱えていた」は信じたくないですねぇ。
なぜならば・・・フィリピンでの邦人殺害事件は、歳の差婚などのため財産目的の殺害が多いからです。
報道を見た一般の日本人も、「高利の金貸し、無許可で地元民とトラブル・・・」という記事を見れば、殺されるのは当然だと思うでしょう? ので別の殺害目的を隠すのには、都合が良い記事では?
他のブログなどでは、もう「この報道」が事実とされた様な記事ばかりです。 「死者に口なし」ですから、死んだ被害者は汚名(金貸し)を否定できません。
事件当時の警察の発表は、被害者の妻などからの事情聴取で得た話でしょう。 それを報道したマスコミも同じ情報源? 事件発生時は、事実のみを報道して欲しいです。
事件を報じたマスコミには、
「鈴川さんは、地元で高利貸をしており、住民との間でトラブルを抱えていたという」(読売新聞)
「日本の金貸しがフィリピンで射殺された」(毎日新聞・英字版)
「鈴川さんは高利で無許可の融資を地元の住民にしており、返済をめぐってトラブルを抱えていたという」(共同通信)
などと報じられた。
結論から言うと、鈴川さん自身は金貸しをやっていなかった。タガログ語も英語もじょうずに話せないのに、フィリピーノ相手にお金を貸したり、取り立てたりというのは難しいわけです。
金貸しという情報になったのは、おそらく、まだバーがオープンする前、妻がやってみたいというので、妻にお金を渡していたからと思われます。妻に任せていたそうです。
妻は1年間くらいやっていたようです。
妻が言うには、「それはバーがオープンして、もう辞めてしまった」。
ただ、鈴川さんは日本人の友人との間でお金の貸し借りはあったそうです
「日本人の友人にビッグマネーを貸したままになっている」(妻)
と言い、数十万ペソ、友人に貸したままになっているようです。それは、あくまで友人との貸し借りなので、無利子だったといいます。
友人に無利子でお金を借りたり、貸したりしていて、「金貸し」にされてはたまらないですね。
「返済をめぐるトラブルなどなかった」と、家族は話しています。
サンフェルナンド邦人射殺事件とは
鈴川寿さん(69歳)は5月1日、ラウニオン州のサンフェルナンド市のリングサット・ビレッジにある自宅の近くで、ちょうど車から降りたところ、何者かによって、45口径のピストルで胸などを3発撃たれて死亡した。
現金1万1000ペソ(約2万6000円)と携帯電話などの所持品が奪われていなかったことから、強盗ではなく怨恨などの殺人自体が目的だったのではないかと報じられた。
鈴川さんはフィリピン人妻との間に3人の子供をもうけていた。
鈴川さんは当夜、妻の店でビールを2本飲み出かけた。遺体の第一発見者は妻と娘たちで、午前3時半過ぎだった。
また、「鈴川さんは高利で無許可の融資を地元の住民にしており、返済をめぐってトラブルを抱えていた」とも、共同通信などは報じ、金銭の貸し借りによるトラブルが背後にあるのではないかとも報じられたが・・・
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(サンフェルナンドのバス停近く カイビガン撮影)

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