喪白さんから昨日いただいたコメントで、すりの被害の体験談です。では、いってみましょう。
残念ながら具体的な場所の名前がハッキリしないんです。
行けば思い出すと思うけど街の名前が出てこない...
ボクがまだビギナーの頃、タレントを追っかけていきましてね。
前夜、彼女の勧めで泊まったのがマニラ近郊のSOGOという安ホテルでした(歌舞伎役者の顔がキャラクター。意外と有名?)。SOGO近くだったことは間違いないです。
彼女は一緒に泊まらず、夜いったん帰宅。次の日友だちを連れてSOGOに迎えに来てくれました。一緒にご飯食べて、先に帰るという友だちと別れ(下の大通りで)、ボクとタレントは反対側に渡ろうと歩道橋に上がったんです。
そしたら歩道橋の中ほどで、下の大通りを歩いている友だちがまだ見えた。見えなきゃよかったなあ...
それで、タレントと二人で歩道橋の上から手を振って声出してお別れしてたんですよ。20秒くらいだったかな。
いまだったらあの怪しい雑踏の歩道橋。所持品は十分注意したでしょう。かなりの雑踏でしたからね。
ボクはショルダーバッグを肩からかけていて、財布はメインのチャックの中ではなくて、サブポケットみたいなチャックの中に入れていた。
手を振っている間に、チャックを開けられて盗まれたんだろうな
約12万円すられた
ホントバカでしたね。
ショルダーバッグはカラダの前にかけるべきでしょう?
そんときはカラダの横か後ろにぶらさげてました。ウブだったんでしょうね。日本で遊んでいる感覚だったのね。
財布の中に現金が2万ペソと、日本円が8万くらい入ってましたかね。
さらにアホだったのは、フィリピンではまったく用のない、免許証や日本の銀行のカード、いろんなお店の会員証など、当時日本で使っていた黒の長財布をそのまま持っていってたんですよ。アホの極みでしたねえ。
無一文になった私は、在比の日本人の知り合いを訪ね、2万ペソ借り、日本に電話して友だちに10万円送金してもらいました。
在比の知り合いが日本に口座を持っていたから、翌日無事に受け取ることができました。
でも、いろいろな再発行とか、向こうで日本に電話してクレカを止めたり、帰国後の手続きはとにかく面倒でした。取り戻すことのできない電話番号とかも入っていたからなあ。すべての覆水は戻ってきません...
【教訓-初心者のみなさんへ】
※ベテラン諸氏はスルー願います。
高い授業料でしたが勉強になりました。
フィリピンは楽しい国ですが、必殺仕事人があちこちで旅行者を狙っていますから、このカイビガンさんのブログなども大いに参考にして、日本にいるときの百倍くらい身のまわりに気をつけて、楽しいフィリピン旅行をなさってください。
生意気を言うかもしれませんが、諸悪の根源は多くのフィリピン人の貧しさなんです。
それがわかっていて乗りこむ以上、やられてから一人ひとりの泥棒を責めても詮ないことです。虚しくなるだけです。撲滅なんかできっこないですからね。
こちらが万端の留意をするしか方法はないと思います。
カンペキな方法などありっこないけど、フィリピンに行くとき、日本でしか使えないものまで財布に入れていくのは愚の骨頂。フィリピンで必要なものだけ厳選してお持ちください。
外を歩くとき荷物は少なければ少ないほどいいです。ショルダーバックやポーチは必ず自分の見える位置に携行してください。
泥棒はアホな日本人を鵜の目鷹の目で探しております。彼らはそれが仕事です。
自分以外は信じないというのも悪い考え方ではないでしょう。
でも、絶対的な信用をおける現地の人に出会えたら幸せですね。疑うばかりではおもしろくもなんともない。
素敵なフィリピン人とたくさん出会ってほしいです。
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喪白さん、歩道橋の上から手を振っている間に、お財布ともバイバイしちゃったんですね。
それにしても現金12万円とは持っていかれましたね。手を6回振ったとして、1振り2万円ですよ。高い。あ、また数学の計算やっちゃった。
最後の教訓まで書いていただき、誠にありがとうございました。

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