
(チョコバナナ・カート発祥の地の公園から見たマニラ湾)
チョコバナナの命はチョコでありバナナ。そのバナナについて、マラテ・チョコバナナ号の創始者、ミスターギャンブラーことTさんが語り尽くした。
ーーバナナはどこで仕入れていたんですか?
「マラテ(マニラ市)の市場で仕入れてました。ホントにフレッシュなものを選んでました」
ーーバナナはチョコのように、安い仕入先を求めて遠征はしなかったんですか?
「バナナの仕入先には限界があると思う。バナナは近いところで仕入れるのが一番いい。生ものだし」
ーーどのくらいの頻度で仕入れていたんですか?
「バナナは毎日仕入れていました。2日もたったら、まわりが真っ黒になっちゃうから。毎日仕入れないといけない。きょうの予定数が何本くらい売れるか。それを計算して、仕入れないといけないです」
ーーどんなバナナを仕入れていた?
「ほとんど、青いバナナを買っていました。青いバナナは次の日になると使えます。1日で黄色くなって使えます。
バナナでも1房20本くらいついているんですが、ひっくり返すと2~3本傷んだのがあるわけです。そういうのはカットしてもらっていた。目方で買っていたからね」
ーーバナナは、1房いくらくらいで買っていたんですか?
「1本あたり平均6ペソくらい。売る時には2つにカットしていたから、半本で1人前」
ーー1つ10ペソで販売していたのに、バナナのコストだけで3ペソ。チョコの原材料費もかかるのに、それだと、ホントに薄利多売ですね。
「最初の頃はチョコの水を多くしたり、かたくり粉を入れたりしたけど、販売員が『客から味が違うと言われる』というんだ。だから、そういうのはやめたね」
ーー販売に気をつけていた点は?
「販売員には、バナナが何本だめだったとか、報告してもらっていた。
バナナって早くだめになるし、むいて中がぐちゅぐちゅになっててダメになっている場合もあるでしょう。
バナナは傷まないように、氷をつめて運んでました」
氷まで使って、バナナの保ちをよくしていたんですね。カートで販売しているから、いい加減そうに見ていたんですが、細かく気を配って販売していたんですねぇ。
「(タバコを深く吸って、煙を吐き出す)バナナって女心みたいなもんだ。日持ちが悪いから、ほっとくとすぐに腐ってしまうぞ(笑)」
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彼は明日、日本へ帰る。
babalik siya sa hapon bukas.
バーバリック シャ サ ハポン ブーカス
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