アルジェリアのイナメナスの天然ガス施設で起きた人質事件。

現地のメディアでは、目撃者の情報で、邦人9人が殺害されたと報じています。

あくまで目撃情報ですので、依然として安否が心配です。

そんな中、OFW(海外フィリピン人出稼ぎ労働者)として、アルジェリアのガス田施設で働いていたルーベン・アンドラーダ(49歳)さんの目撃情報が、フィリピン現地のビジネスミラー紙に掲載されていました。AP通信が報じたようです。

アンドラーダさんは、日本企業のプラント大手の日揮でプロジェクト・マネジメント・スタッフの一人として働いていた技術者。


15人のテログループに、アンドラーダさんら人質約35人が監視されていた。アンドラーダさんはこう恐怖の体験を証言した。

「私たち人質には首に爆弾をネックレスのようにかけられ『もし、誰かが逃げようとしたら、みんなの首がふっ飛ぶぞ」と脅されました」

1月17日、施設から移動させるため、7台のSUV車に分乗させられた.

出発すると、

「私たちの乗っている車を、アルジェリア軍のヘリコプターがミサイルと銃で攻撃を開始しました。一緒に出発したほかの車は空からの攻撃を受け、次々、爆発したり、炎上しました。

 私は目をつぶりました。 砂漠を走る車の中で、 私の命運は尽きたかと思いました」

と、アンドラーダさんの乗った車は、爆風で横転した。おそらく、ミサイルがそれて、車の近くに落ちたのだろう。

アンドラーダさんは右肘に銃弾を受けた。銃弾が乱れ飛ぶ中、必死で逃げた。逃げる途中、ガンマンのちぎれた脚を見たという。

砂漠の中で、人質はアルジェリア軍と武装テログループ双方から危険に直面していた。


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アンドラーダさんの証言しているように、爆弾のついたネックレスを首に巻かれたらびびるどころではない。

起爆装置を犯人グループが押したら、ランプが青ー→黄→ー赤と変わり、首ごと吹っ飛ぶ。

アンドラーダさんの乗った車が、ヘリからのミサイル攻撃を受け、もし、命中していたら、おそらく爆発して死んでいたでしょう。

運よくそれたから、生き延びた。9死に一生を得た。


犯行グループは身代金が目的で人質を誘拐したのでしょうか。

アメリカの2人の受刑者と引き換えにアメリカ人の人質を解放すると申し出たとも報じられています。

犯行グループのリーダーベルモフタール司令官が、ビデオ声明の中で語ったという。

その2人とは、

1993年の9・11事件で、終身刑を言い渡されたエジプトのイスラム原理主義指導者、アブドルラフマン服役囚

と、

連邦捜査局(FBI)職員の殺人未遂で、2010年に禁錮86年の有罪判決を受けたパキスタンの女性科学者、アーフィア・シディキ服役囚

日本人は本当に9人が処刑されたのでしょうか。すごく気になるので、アルジェのニュースばかりチェックしています。





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