撮影・カイビガン。新たにアップした「ゴムボートに乗ってマニラの洪水地帯を行くPARTⅡ」です。PARTⅠが往路、PARTⅡが復路です。
自己新記録でした。
8月9日にYOUTUBEにアップしたオリジナルの動画「ゴムボートに乗ってマニラの洪水地帯を行く」は、4万5000回も視聴されました。
視聴していただいたみなさま、ありがとうございました。
世の中には何百万回も視聴されている動画があるのは十分承知ですが、
あくまで自己新ということで。
これまで、私は計13本の動画をYOUTUBEにアップしましたが最高視聴回数は3100回。マニラのKTVのダンスショータイムを撮影した動画でした。大半の動画は1000回も行きませんでした。
フィリピンでは台風ヘネルとその後のルソン地方中部を襲った記録的豪雨により、洪水に襲われ、死者が100人を超え、被災者が約400万人にも上りました。
マニラ市とその近郊のパンパンガ、バタアン、ブラカン、カビテ、ケソン、マリキナなどで、大きな被害をもたらしました。
わたしは豪雨の8月8日、マニラ市のサンタメサ(Santa Mesa)のヴィマパ(V-MAPA)という地区で、ゴムボートに乗り、被害を映像として記録しました。
あれから日数が経って、続編はお蔵入りにしておこうとも思っていたのですが、
8月20日、内戦の続くシリアで、北部の都市アレッポで政府軍と見られる軍隊に銃撃された日本人ビデオジャーナリスト、山本美香さん(45)の死によって、考えが変わりました。
彼女は生前、「伝えることによって、何かが変わることができるかもしれない」と語っていたからです。銃弾の乱れ飛ぶ中で、必死の思いでビデオを回し続けた姿に感動しました。
フィリピンでは毎年のように洪水被害に襲われています。
ダムがすぐにいっぱいになってしまうという問題
放水すると、下流の地域の水害を悪化させるし、かといって、ダムから水が溢れてしまったら大惨事にもなりかねないという危うい状況を毎年のように招いています。
下水や排水が悪く、すぐに水が溜まってしまう。
結果的にパニック状態になり、経済も止まってしまう。
こんな悪循環を毎年繰り返していていいはずがありません。せっかく、他国からの支援もあるのですから、抜本的改革を本気になって進める必要がある時に来ているでしょう。
この動画が変わるための小さなきっかけになってくれれば幸いです。
なお、誤解を生むと行けませんので、5日前くらいに、同じ場所を訪れてみました。
この地区の水はすっかり引いていました。
私が乗ったボートを引いてくれた、ボート所有者のエルガルド・ハミラさん(54)とも、感激の再会ができました。
泥水をかぶって、テレビなどの電化製品は至る所でダメになっていました。
家の中のものもベットから何から全部、外に出しているうちもありましたが、
ハンモックで昼寝している人もいました。
平和な昼寝が一番ですね。
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