きのうは、雨の中、ゴムボートに乗って、水没地区を進みました。

エルミタ・マラテから車で15分くらいの所にある、
マニラ市のサンタメサのV-MAPAというところ。

ボートが進んで行った順番に写真を掲載しました。

そして、最後にミタものはーー

カイビガンの休日
ゴムボートの所有者は右にいるエルガルド・ハミラさん(54)
ハミラさんの道案内でボートはゆっくり進み始めました。


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手前で泳いでいるのは小さな女の子。最初から息を飲む光景でした。


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住民の方はみんなザブザブ歩いています。


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1階にはいられないから、2階にいるしかない。


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お腹の出たおじさんたちも水中を歩く歩く。


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まだ、雨が降っていた。


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学校の日用品やコピーもできるサリサリストアですが、相当浸水したでしょうから、商品は大丈夫?


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誰かが、ウォーターパワーと話しかけてきました。水の力というのは本当に怖ろしい。


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2階から笑いかけてくる人たち

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水かさはおへそのあたりまで来ている。


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写真撮ってよ、とすれ違ったゴムボートの若者たち


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ここまで水位が上がると、子供たちにとっては、歩くのも泳ぐのも同じ。水が汚いなんて言ってられない。


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車は無残な姿に。この光景は日本の東日本大震災を思い出しました。


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家の前に停めておいて、身動きが取れなくなった車。けっこういい車ですよね。


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細い路地にも、いくつもの住まいがあった。


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空を見上げる女性


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ほんとうはけっこういい家なんじゃないでしょうか。


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これじゃ門は開けられない。


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どこまでも続く、水また水。


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ここはマラテまで車で15分くらい。場所は便利でいいんですが。


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そして、ボートはが行きついた先はゴミのやまだった。水に浮かんだゴミで、これ以上は進めなくなって、引き返しました。向こう岸は陸地なのに。


フィリピンはルソン島を襲った記録的豪雨で、被災者が120万人以上にも達しました。パンパンガ、ラグナ、バタアン、サンバレスの4州が被災地宣言し、政府からの支援を求めているそうです。

避難した人たちは40万人にもなったそうです。

ゴムボートに乗って進むにつれて、あまりの光景に息を飲むばかりでした。
こんな目に遭っても、気持ちまで水没したりせず、屋根の上や2階のベランダから、オーイと手を振ってくれたり、笑いかけてくれたりしたのが唯一の救いでした。

悲運の中にあっても、フィリピン人の底抜けの陽気さというのが、改めて好きになりました。

最後に、ボートがおかに上がって、ウィスキーのラッパ飲みをする、ボート所有者のハミラさん
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