$カイビガンの休日
(神に誓った永遠の愛)

高嶋政伸と美元の泥沼の離婚騒動で考えたのがフィリピン女性との結婚。

高嶋夫妻の場合、夫は法廷の場でも妻の悪口を言いまくり、「芸能生活をなげうってでも離婚したい」のだそうである。

要は離婚するのがそれだけ大変ということだろう。

夫がそうなら、一方の妻・美元だって、モデル生活をかけて来るのではないか。

美元は「離婚したくない。期間を置けばまた夫が戻ってくれると願っている」と法廷で語った。法廷後に出演したテレビ番組サンジャポでも「2年ぶりに会えて嬉しかった。ジーンとした」と言っていた。

日本の法制度では、夫婦のうち、一方が別れたくても、一方が別れたくなければ簡単には別れさせてくれない。

美元は離婚をあっさりと承諾しては、子供がいないため、慰謝料だってそんなに取れないだろうし、復讐にもならないだろう。

こころの中では大嫌いと思っていても、離婚闘争に勝利するためには、にっこりと、「久しぶりに会えて嬉しかった」というのが、確かに得策のように思えた。

テレビで騒いでくれれば知名度も上がる。反発もあるだろうが、応援する女性たちもいるだろう。美元の例がうまく行けば、後に続けと真似する女性も増えるのでは。

これは芸能人だけの問題ではない。
芸能界のトラブルはたいていは世間を映す鏡なのだ。

たとえば、フィリピン女性と結婚したとして、夫が別れたくても、妻が別れたくないといえば、いつまでたっても別れられなくなることだって考えられる。

夫婦の愛情がなくなっても、妻が永住権が欲しければ取れるまではひとまず別れてくれず、取れたって慰謝料の額が少ないと、いつまでたっても別れてくれないということも十分に考えられる。

そのまま、妻がフィリピンへ帰ってしまって、行方もわからなくなってしまったら、離婚するのはひと苦労でしょう。

思い出したのは、芥川賞作家で画家の故池田満寿夫。

彼は、19歳のときに結婚した女性が離婚にがんとして応じず、戸籍上の妻はこの女性だけ。

同棲した有名作家富岡多恵子、バイオリニスト佐藤陽子とは内縁の妻でしかなかった。

その後、多少は改善されたとようだが、裁判では、特別の理由がない限り離婚できないようだ。

特別な理由とは、


配偶者に不貞行為があった

配偶者からの悪意の遺棄

配偶者の生死が3年以上明らかでない

配偶者が精神病にかかり回復の見込みがない

その他婚姻を継続しがたい重大な事由がある


上の配偶者からの悪意の遺棄とは、勝手に家を出ていったとか、ギャンブルばかりして生活費を渡さないなどの同居、強力、扶助の義務を果たさないことである。


こうしたことが、裁判所に認定されない限り離婚できない。

高嶋夫妻の次回の裁判は7月27日に行われる。慰謝料の額などで、美元が納得できなければ、離婚不成立。そのまま夫婦でいなさいということになる。

高嶋政伸だって、これ以上、長引くのも俳優として困るだろうし。

離婚がどの程度しにくいのかを知るためにも、高嶋夫妻の「離婚の行方」を、次回の裁判前後にも取り上げてみたい。



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