$カイビガンの休日

スウェーデン発のニュースです。

きのう、日刊スポーツを読んでいたら、「雪だけ食べて2カ月生存 極寒の北欧で」の記事に目が止まった。

人も2カ月もの間、雪だけ食べて冬眠ができるんだぁ。

いやはや、驚いた。

わたしも、1週間くらい冬眠したい。ただし、食事付きで(笑)


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以下、日刊スポーツの記事より


【ロンドン18日(日本時間19日)=鈴木雅子通信員】スウェーデン北部ウーメオ近くの林道で、雪だけを食べて約2カ月生き延びたという男性(45)が救出されたことが分かった。英BBCや地元紙などが報じた。

 男性は17日、スノーモービルで近くを通りかかった人に発見され、救助隊が病院に搬送した。「昨年12月19日からずっと車の中にいて、雪以外何も食べていない」と話しているという。男性は後部座席で寝袋に入っていた状態で見つかった。発見時は衰弱しており、一言か二言話すのがやっとという状態だったが、現在は病院で回復に向かっているという。閉じ込められた理由は明らかになっていない。

 人間は通常、水だけで生き延びるのは1カ月が限界とされるが、地元紙は、男性が寒さの中で31度前後の低体温の冬眠状態になり、体力を消耗せずに生存できたのではないかとの現地内科医師の見解を伝えた。男性が発見された当時、付近の気温は氷点下30度になることもあったという。

 生物学に詳しい上智大学名誉教授で生命倫理研究所所長の青木清教授は、「冬眠は、人間でも出来ないことではない。運良く、適度に体温が下がれば、消耗を抑えられることもあり得る」と説明。「今回の男性にはクマ並みの脂肪があり、2カ月間も体力を維持できたのかもしれません」と推測した。

 また「車の中であれば『かまくら』の要領で気温が保たれる。極寒の中で体温を31度に保つには、肌が露出していないことが大切です。うまく寝袋にくるまっていて、凍死せずにすんだのでしょう」と話した。

 日本でも06年、兵庫県の六甲山で、崖から転落した男性が遭難3日目で意識を失い、ほぼ飲まず食わずで24日後に救出された例がある。当時の担当医らが「脳が冬眠するような状態になった」と説明し、人間の「冬眠」が話題となった。今回は、それよりも倍以上長い遭難からの、奇跡の生還となった。

 ◆冬眠 動物が、食料の乏しい冬季を乗り越えるためなどに、摂食などの活動を止め、代謝を低下させて冬季を過ごすこと。リス、ヤマネ、コウモリなど小型動物は0~10度まで、平熱が約37度のヒグマなどは約30度まで体温を下げ、カロリーの消費を抑える。冬眠中は基本的に飲まず食わずだが、時折目覚めて巣の食料を食べたり水を飲んだりすることもある。ヒグマの冬眠は「冬眠」ではなく「冬ごもり」だとする説もある。



予告)連載中の「人生イロイロ」(3)はきょう午前10時半にUPする予定ですので、乞うご期待!

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ありがとうございます。ちなみに、このマルチーズは鶏のささみしか食べてません。

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