$カイビガンの休日
(googleの地図に犯行現場を記入して初めて、ここは何度も歩いた通りだとわかりました)

「ニュース深堀り」という新しいコーナーを、このブログに設けました。

フィリピンのニュースって、上っつらだけで終わってしまうから。
もう少し、深められる範囲で深めようというコーナーです。

第1回目は、2週間前の66歳の邦人連れ去り事件。

マニラのエルミタで66歳の日本人の男性が拉致されて車に乗せられ、

8万ペソを奪われ、

パサイのモールオブアジアの近くで解放れた、あの事件です。

2週間前にニュースになりましたよね。

事件が起きたのは今年の1月30日午後4時半ごろ。

場所は、英語の新聞で「 the corner of Maria Orosa and Pedro Gil streets」と報じられてました。

「マリアオロサ通り」と「ペトロ・ギル通り」の交差点という意味です。

わたし、マニラのストリートの名前を言われても、どこなのか全然ピンと来ないんです。

そこで、グーグルの地図とにらめっこして、「犯行現場」を地図に書きこみました。

なんと、マラテのパンパシフィックホテルから歩いてすぐのロビンソンのまん前じゃないですかー

(上の地図参照)

マラテのホテルに泊まった人は、ほとんどがこのロビンソンへ行ったことがあるんじゃないでしょうか。

ロビンソンの前の通り、私も先月、何回もブラブラして 歩いていたところなんです。
犯行現場となった通りのあたりは先月、5~6回は往復していました。

それも一人で。。。

人ごととはとても思えない。
もしかしたら、私が被害にあっていたかもしれないんですから。

まにら新聞などによると、この日本人男性は100回も渡比の経験のある方だそうで、私よりよっぽど、フィリピンに精通した人のようです。

まにら新聞では、ことの経緯はこうだったと報じられています。

男性は、エルミタ地区の商業施設内にある両替所で、14万円を7万7860ペソに両替して、歩いてホテルに戻る途中だった。

歩きながらタバコを吸っていたそうです。

と、警察官を名乗る2人の男が、「「警察だ。喫煙禁止場所でたばこを吸ったので、警察署で罰金を払ってもらう」と呼び止め、助手席に乗せられた。


 車は、ナンバープレートのない灰色のワンボックスカーで、2人の犯人は、
1人が運転席に、もう1人が後部座席にいた。

男性が怖くなって強引に降車を試みると、後部座席の犯人が男性に手錠をかけ
動けないようにした。運転席の犯人も信号待ちの際に拳銃を突きつけてきた。

 車は、ロハス通りなどを南へ向けて走った後、西方に進路を取り、
パサイ市の商業施設、SMモール・オブ・アジア付近とみられる草むら近くで停車。

 運転席の犯人が、男性に所持品をビニール袋に入れさせた後、
ビニール袋を持って下車。車から約8メートル離れた草むらにビニール袋を置き、
運転席に戻った。その後、男性の手錠を外した上で、ビニール袋を取りに行かせた。
男性が草むらに入った際、車は急発進し逃走したという。

 ビニール袋には、現金約350ペソと携帯電話2台が残されていたが、約8万ペソと
たばこ1箱がなくなっていた。この後、男性はタクシーでホテルに戻ったという。


事件の報道はそこで途絶えました。


私はこの事件を知った時、ベイカフェにまつわるある事件を思い出していました。
  
                               その事件とはさていかに・・・
                                     
    



                ・・・・つづく・・・・


新コーナー「ニュースの深堀り」の初日です。多少なりとも面白いと思われましたら、ポチッとお願いします。恐縮です。
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以下、事件を報じた英語のニュースを参考までにつけておきました。

Japanese tourist robbed of P80k in Manila

By Jeannette I. Andrade
Philippine Daily Inquirer
1:15 am | Wednesday, February 1st, 2012




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MANILA, Philippines—A Japanese tourist was robbed of P80,000 in cash late Monday afternoon after two armed men forced him into a van outside a Manila mall and took him for a ride before abandoning him in Pasay City.

Sereiji Hiroshi, 66, temporarily billeted at a hotel along Maria Orosa Street in Ermita, Manila, lodged on Tuesday a complaint before the Manila Police District General Assignment Section (MPD-GAS) about the brief kidnapping and robbery.

Police Officer 3 Donald Panaligan, case investigator, said that the robbery and kidnapping happened around 4:30 p.m. at the corner of Maria Orosa and Pedro Gil streets, near the Robinson’s mall.

Based on the complaint filed with the police, the Japanese tourist was walking along the street corner when two men accosted and pointed their handguns at him.

The armed men allegedly forced the elderly tourist into a gray van and drove off with him. During the trip, the men allegedly divested him of his cash.

Hiroshi said the men dropped him off somewhere in the vicinity of the Mall of Asia in Pasay City. The victim was able to flag down a taxi and asked to be ferried back to his hotel.

Panaligan said the tourist was not able to take note of the van’s license plate and simply asked a friend to accompany him on Tuesday to the police to file a report.