犬は耳が痒いと自分で指を入れてかけないので見ていて大変そうです。


ぶるんぶるん耳をフリフリしますが解決しません。


耳垂れやオデキで出血する事もあります。


耳からの異臭も飼い主様には気になるものです。


ケンネルトムにも数えられない程の犬がこの問題を持ち込んで来ました。


本来、犬は耳が痒くならない体の作りをしています。


神様は犬に耳掻きをするための体の機能を与えていません。


私は耳に疾患を持った子が来ると飼い主様に腎臓に問題がありますと申し上げます。


腎臓は、ろ過装置でおもに左の腎臓はカルシュウム、右の腎臓はたんぱく質、脂肪等をろ過してくれます。


ろ過し切れない酸化物質は体全体に運ばれますが腎臓からの物は特に耳に行きます。


リンパ液がしっかり働けば耳に行った酸化物質を運び尿で出すようにするのですが、あまりに多いと間に合いません。


では何故、腎臓に負担を掛けてしまうのでしょう?


ブログのメッセージ覧にご質問を頂いた例からお話します。


この方のご質問は「犬に馬肉を与えて良いのでしょうか?」との事です。


私の答えは・・馬の体温から考えると犬は馬肉のたんぱく質を吸収する事が出来ます。


しかし私は毎日森の中で犬を自由にさせていたら犬が自ら食べる動物が分かりました。


ウサギ、モグラ、猪、鹿、鳥、アマゴ、ガマ蛙、などは空腹時でさえ弄んでも決して食べません。


しかし猪の骨を大事にしゃぶる事は大好きです。


では何を喜ぶかと申しますと、沢蟹(サワガニ)、バッタ、トンボ、ミミズ、蝉、コオロギ、トカゲなどの小動物です。


もちろん犬によって好みは色々です。


この事は何を表しているかと申しますと、動物性たんぱく質の組成の大きさだと思います。


昔の言い伝えで「自らの両手の平より大きい動物を食べない」とあります。


犬はこれを良く分かっているのでしょう。犬の腎臓は自分のより大きな組成のたんぱく質をろ過出来ません。


ろ過出来ない物は体内に溜まって酸化物質として体中を血液と一緒に巡って行きます。


犬に合わない食餌を与えていると長い期間の積み重ねで様々な問題が出て来ます。

犬の皮膚疾患で獣医を訪れると必ずと言って良いほどストレスかアトピーと診断されています。


ケンネルトムにもそう言われて回復の見込みが無い子がいっぱい来ました。


その中でも紀州犬ミックスのミッシェル、柴犬のひかり、ゴールデンの女の子、モックンはひどい脱毛と異臭が強くてかわいそうでした。


やはり獣医からはストレスやアトピーと診断されていました。


私は犬の体の状態を見てどんな餌が原因かをすぐ理解します。


与えた餌で脱毛の状態、形、良く抜けている場所が違います。


犬の体に負担を与える餌の油とたんぱく質は消化出来ずに体外へ出されようとします。


本来なら便と尿で出すのですが、未消化の油は皮膚の表面に浮き出て来ます。


それが毛根を遮断するのです。


脱毛している部分はべたべたしていて原因である食品の腐敗した臭いがします。


ミッシェルは長い期間、獣医の薬を服用していたので体力もなくやせ細り、連れられて来たときは限界に近い状態でした。ひかりは耳の毛もなく皮膚は真っ黒でみすぼらしい感じでした。


もっくんは腹側が殆ど脱毛していて半径5メートル以内には近ずけない程の異臭なので私達は鼻をつまんでました。ところが人懐こい性格で臭い体を摺り寄せて来るので皆、逃げ回っていました。


この子達への療法は、皮膚の毛根を遮断している油を溶かす餌を中心に与えました。


毛が生えて来るには順番があります。その子本来の毛色になる所の順番もあります。


体に合った食餌でどの子も体力を回復して毛も生えて臭いもなくなりました。


食欲がなくて体力が低下していく犬には大変喜ばれるケンネルトムオリジナルの餌があります。


普段でも欲しがるので与えています。


ある飼い主様のご近所で獣医から余命を宣告されている子にその餌を作って与えたら喜んで食べて回復したと言う事もありました。


飼い主様達はそれを毎日作って、犬とご家族で美味しく食べています。


今までどの犬もその餌に夢中になりました。


もちろん人間も夢中になります。


私が近くでしたら材料もお世話して作り方もお教え出来るのですがそうも行かなくて・・・。


でも何とかワンちゃん達に食べさせたいと思っていましたら、大阪の飼い主様達が作って分けて下さる事になりました。


まだ色々準備中のようですが、お分け出来るようになりましたらお知らせ致します。


久しぶりにライラがお泊りにやって来ました。


いつものように優雅にソファーにお座りです。

ケンネルトムのお泊り日記



「え!??」


私は何回もライラのお鼻をあらゆる角度から見て、やっぱり「曲がっている」と思いました。


ながーいお鼻が左へ引っ張られるように曲がっています。


ケンネルトムのお泊り日記


それに左目だけがウインクしているように閉じています。


早速、飼い主様にお伺いしました。


「魚の干物を何回与えましたか?」・・・とお聞きすると驚いたご様子で、


「何で分かるの? たった2~3回よ」・・・と仰いました。


それだけでもサルーキには強い影響が出ます。


それは外見だけでなく尿の出方にも悪い影響を与えます。


それだけではなく、ライラは反動で砂糖類を欲しがるようになります。


飼い主様の残したお饅頭などを盗み食いします。


そうすると必ず血液が薄くなって体毛がダルメシアンの模様のように抜けて来ます。


そんな時は体がとても臭いのです。


曲がったお鼻は鼻水が垂れてビショビショです。


元気に駆け回る気力もなさそうです。


これも食餌療法で症状は回復しますが、抜けた体毛が元通りになるのは大変時間が掛かります。


ご近所の小さなミックス犬も2歳位で鼻が左に曲がっていました。


この子は目にも心臓が弱い症状が出ています。


後ろ足はハイヒール歩きです。


飼い主様にお伺いしましたら、やはりおしっこの出方が悪いそうです。


尿の出が悪いと心臓に負担を与えます。


この子の原因は繁殖の際の餌です。


これもライラと同じような食餌療法で治って行きました。


犬のように小さい体は特に与えた餌の影響が早く出ます。


何か異常があれば何を与えたかよーく考えて見て下さい。