YAMAHA QX3は1987年発売の16トラックのシーケンサーで、
音源やシンセサイザーなどをコントロールするMIDI信号を
直接パネル上のキーボードから入力したり、
デジタル楽器をリアルタイムで演奏して入力し、
3.5インチのフロッピーディスクに記録・保存するハードウェアでした。
QXシリーズには、QX1、QX5、QX5FD、QX7、QX21などのモデルがありました。
現在では、PCによるシーケンス・アプリ・ソフトが主流となっていて、
ハードウェアのシーケンサーを使うことはほとんど無くなりましたが、
当時はライブでもよく使用され、
シンセサイザーやサンプリングマシンをQX3に接続して、
デジタル楽器から直接迫力ある音を再生していました。
QX3はTMネットワークのツアーなどでも使用され、
あるプロの方が得意とする「高速打ち込み」も話題となりました。
実は先日、
ヤマハの電子楽器関連のOB会で、Kさんが私の所に来て、
「Tom’s blogのヤマハ現役時代に担当(メカ設計)したモデルの中に
QX3が入っていないよ」と言われ、
「そう言えばQX3も担当したなあ」と思い出しました。
KさんはQX3の開発におけるハードウェア開発(電子技術開発)の担当者でした。
当時のハードウェア開発は電子基板の設計だけでなく
内部ソフトの開発も行っていましたので、
文字通りかなりバードな担当業務のようでした。
よって、KさんにとってQX3は忘れられないモデルだったと思われます。
この手のデスクトップタイプのデジタル楽器には、
シーケンサーのQXシリーズの他に、
音源内蔵型シーケンサーのQYシリーズ
(QY10、QY8、QY20、QY22、QY70、QY100、QY300、QY700)や、
リズムマシンのRXシリーズ
(RX11、RX15、RX17、RX21、RX21L、RX5、RX7、RX8、RX120)
などがありました。
私も何モデルか担当したはずですが、今一記憶が・・・
