昨日、大阪市電の写真を探して、天神橋五丁目の町会事務所に行くのに天五と天四の切れ目の路地を

入ってゆくと火事の後の臭いが立ち込めていて

友人のお茶屋さんに「火事の臭いがするね」というと、

「えっ、知らんかったん?ここが火事や」って真ん前の”バッテン”というお店が

扉は開いていて、中は真っ暗、お店の外もお水がたまっていて!

かなりしっかり燃えた様子です。

 

この辺りは天神橋商店街から一本隣の道沿い。

道幅が2メートルないくらいのの路地がいりくんでいます。

ひさしをどの店も出しているので、雨の日もあまり濡れないくらいのところです。

その一軒の居酒屋さんの2階(ダクトから出火したとの事でした。

道が狭いので消防車も入れないのでホースを長く伸ばして消火したとの事でした。

 

お茶屋さんの方は燃えなくてよかったのですが、

ひさしのテントに大きな穴がいくつか開いて、骨組みのパイプも曲がってしまっていました。

でも、本当に燃えなくてよかった。不幸中の幸いです!

一階から火が出ていたらお茶屋さんの方にもご近所にも燃え移っていたかも!

 

正面からはひさしなどで全体像が見えにくかったのですが、横の方に回ると

2階部分は窓もなくなっていました。

 

そこから10mほど離れたお宅は、インターホンをいっぱい鳴らして起こされて

貴重品をもって逃げるようにと消防の方に言われたと教えて下さいましたが、

幸いにもそのビルだけで、他には燃え移らなかったようにみえました。

 

消防の方々、よく消して下さったと思わず感謝です。

 

地震があり、大きな台風が来て、避難リュックは用意していますが

今回の火事でもやはり「貴重品をもって避難して下さい」と言われたときに

普段からすぐに持って出ることができるという準備って身近な所でも可能性がある。

もたもたしている暇はない!

 

中恒では帰宅支援のヘルメットや、それにつける懐中電灯、ガラスや釘などで足を怪我しない靴、手袋etc を

社員にしています。

 

そして、何回か屋上で(逃げてきた想定の)疑似避難生活をしています。

そこから私たち工具屋さんが気の付くものを準備したリュックを、またご紹介しますね