とりあえず水飲みたいなあ,と思って,

「水(500mlで300円)下さい」

というと,この近くに「木曽の力水」なる湧き水があるとのこと。

ここは,若手のなをキングに飛んでもらうことにしました。


それがこれ。

途中でコケながら,命がけでくんできてくれました。

いやあ,ありがたい。

そんなこんなで夜も更けてきて,8時消灯。

あいかわらず,山小屋の夜は寝れない。

朝の4時頃から周りの人たちがごそごそし始めて,5時朝食。

ぼーっとしていると,いつの間にか俺たち3人だけ部屋に取り残されて,おばちゃんが,

「味噌汁さめちゃうから早く来てください」

で,朝食についたのですが,

味噌汁むちゃくちゃ熱い。

食事の最中に,山小屋のご主人が,登山ルートの説明をしてくれました。

こんなこと,初めてですわ。

でも,話聞くと,この日も結構つらい道のりになりそうだ。

朝飯食って,外に出るとちょうど日の出。


雲海から登る太陽。


んでもって,もう一回なをキングに力水くみに行ってもらって,出発。



目の前にそびえる空木岳。けっこう登山道は急です。
しかし,これを乗り越えなければ帰ることはできません。

で,いざ登り始めると,結構風が強い。

日陰では寒いぐらい。


空木岳の登山ルートを振り返り,昨日歩いた登山道を見渡す。
向こう側にあるのは御嶽山。


ミネウスユキソウ


やっぱりこんな道が続きます。


途中でガスが出てきて,場所とタイミングがよかったので,ほんの10秒ぐらい,ブロッケン現象が見れました。虹の中央にある影は510です。


おっ!あれが山頂だろう。自信ありげにステッキで示す510。

目標,つまりゴールが見えるとやる気が出てきます。


こんな坂でも,もうすぐゴールだと思うとがんばれちゃいます。


しかし,その付近まで行くと,また次のピークが!!
最初に示したのはゴールではなかったのです。
がっかりしましたが,新たなゴールが見えたので,もうひとがんばりと,力を振り絞ります。


また岩が折り重なったポイント。


ピークにひたすら向かっていきます。


山頂付近では,チングルマも綿毛になっていました。


しかーし!またもやここはゴールではありませんでした。

次なるピークが薄くなったガスの向こう側に見えています。


かなりとがった山頂で,これなら間違いないだろう。と思って自分を勇気づけます。

そして山頂らしき所に登り,一等三角点はどこだ?と探すも見あたらず,やはりここは違う,と再びピークを下りっていったのです。

すると・・・


ガスの向こうに人影が!そして一等三角点を示すであろう標柱が!!

間違いない。

そして・・・


ようやく空木岳(2863m)制覇!


まさしく,空につきささる木のような山です。

山頂に着くとガスも晴れ,周りの景色がよく見えるようになってきました。

ありがたい。


木曽の力水で入れた山頂コーヒーは激うま!!!

山頂コーヒーを飲みながら,様々な景色が山頂から見えてきました。


富士山も顔を出しています。


右側の高いとんがった山は,甲斐駒ヶ岳。


左側から,北岳,間ノ岳・・・・一番右の奥は富士山。


一番左の富士山みたいな山は蓼科山その右側は八ヶ岳。一番高いのは赤岳です。


月もきれいに見えています。

名残惜しいですが,下山を開始します。