
今回はもう間違えません。雪渓のある方へと歩みを進めていきました。今年は残雪が多いようです。降りてきた人は,ズボンをビシャビシャにしながら「滑りながら降りてきた」と話していました。雪はカチカチに凍っていて,なかなか雪渓を進むことが出来ませんが,左側の崖ぎりぎりのラインを進み,雪渓をエスケープすることにしました。

途中,笠ヶ岳がむちゃくちゃきれいに見えました。あれで約2900mありますからね。あの山が高いと思っているうちは山荘はまだまだです。それにしても美しい。

雪渓を通り過ぎるとかなり急な傾斜を登ることになります。こちらも岩ばかりの道ですが,昨日の岩とは訳が違って,割と安定しています。ところどころにペンキで印がつけてあるので,確認しながら歩いていけます。
そして,目指す穂高岳山荘が見えてきました。それにしても・・・,すごい急な登り道。前日の疲れもあり,10歩歩いたら止まってしまいます。休憩しながらえっちらおっちら歩いていきます。

やっと山荘に到着。山荘は稜線上に立っています。向こう側には有名な涸沢カールが広がっています。何万年でしょうか。氷河が山肌を削ってこういう地形を作りました。10月初旬,ナナカマドなどがむちゃくちゃきれいな赤に色づき,すばらしい紅葉の景色を見せてくれます。一度この涸沢カールの紅葉を見に来たいのですが・・・。

これが穂高岳山荘。向こう側には涸沢岳(3110mで日本第8位)が見えています。

山荘で昼飯(カレーライス)を食って,一休みしてから山頂トライです。いきなりはしご場などの難所が待ちかまえています。見えているピークはまだ山頂ではありません。

はしご場は,足場が安定しているのである意味安全です。ただ,下を見るとやはりちょっと怖いですね。

奥穂山頂から西穂へと続く道中にあるジャンダルムです。遠くから見てもその険しさが伝わってきます。かなり危険なコースみたいです。

コースを振り返ると槍ヶ岳がむちゃくちゃきれいに見えます。いやあ,それにしてもいい天気だなあ。510の北アルプスデビューの山です。もう一度登りたくなってきます。

奥穂山頂(3190m)制覇!!さっそく山頂コーヒーを作って飲みました。日本で3番目に高いところで飲むコーヒーは,格別ですな。槍ヶ岳(山頂が隠れてしまいましたが)をバックに乾杯!!

山頂にはちっちゃな祠がまつってあります。3人とも,道中の安全を心の底から祈願しました。このとき,一人遭難者が出たようで,岐阜と長野のレスキューの人がこのあたりをうろうろしてました。助かったみたいで何よりです。

前穂がそそり立っています。本来ならこのあと縦走する予定だったのですが,予定が半日ずれ込んだので,今回は断念。次回チャレンジです。こちらもかなり恐ろしいコースとのこと。若いうちに登らにゃ!
奥穂山頂から左手には上高地が見えます。観光客でえらくにぎわってるんだろうなあ。そういったところを涼しい山頂で見下ろすのは気持ちいいもんです。
右手に見える赤茶けた山が焼岳です。活火山なので,噴煙を上げています。こっちも低い山ですが登ってみたいですな。