14時、前期の合格発表を見てすぐに塾に電話で報告しました。

 先生はもちろん「おめでとう。」とおっしゃってくれました。

 こちらは入学の手続きに急いで行かなくてはならず、先生方は多くの生徒の合否の連絡を受けないといけないので、お互いその時は簡素になるのは仕方ない、と思ってました。

 が、その会話が最初で最後でした。

 中期の発表が終わってからかなー、と思っていた合格祝賀会はこのご時世なのでありませんでした。

 去年はあった集合写真もありませんでした。

 あったのは合格体験記を書きに行っただけで、それも書き終わった人は順次帰ってね、というなんとも寂しいものでした。

 しかし、本当にツラいのは先生方かもしれません。

 こちらは新しく始まる高校生活へ心が向かいますが、先生方はまた受験です。

 一生懸命に育てた生徒と語り合うこともなく、余韻にひたることもなく、同時並行で2月から新中3年生の受験生をまた一年指導していかなくてはなりません。

 でもM塾生は必ず抱いています。先生方への感謝の念を。