幼稚園の頃からか、その前からなのか
記憶が曖昧でハッキリしていませんが、家族に聞くと『落ち着きがない』とよく言われました。
俺が2歳の時、高熱を出し、あたまが真っ二つに割れる激痛に襲われ『頭が割れる!割れる!』と喚きながら左右の頭を手で必死で押さえながら気絶しました。
それを見た母親は、オラが死んだと思い込み近所の人に俺を担いで『この子、死んだ』 と伝えたところ『死んで無いよ!引き付けだから救急車!』と、すぐに連絡してくれたおかげで、口から泡吹いて唇は紫、体は痙攣、白目、本人気絶。2歳の時の事ですから覚えてないと思われるかもしれませんが、頭が真っ二つ割れる痛みは今でも覚えています。その後、どれが入院したのかは覚えていません。数日間の記憶が無いのです。
その後、定期的に病院に行っていたのかも覚えていません。
この、熱痙攣から 俺の人格が変わっと言ってもいいかも知れません。
一週間に何度も偏頭痛を出し、当時バファリンで誤魔化しても効かず、時々記憶がごちゃ混ぜになり、話が分からないことが一年以上続きました。
それから、幼稚園に入園したのですが、この時に初めて『知らない人と話すのが嫌』『人の合われるがままにやらされるのが嫌』というワガママな性格が出てきました。
誰かに指示されたり、やらされていると思うと奇声を発して断固拒否していました。
『友達と仲良く遊ぶ』をよく言われましたが
俺の中で、友達という言葉の意味がわからなかったのです。(続く