今回のつくばマラソンは、自分にとってフルマラソン10回目の記念大会。初マラソンは20年も前なのに、脚がぼろぼろになるマラソンに喜びを感じられず、なかなか継続して出るようにならなかったため、10回走るのにこんなに長い年月がかかってしまった。
初マラソンが3時間46分で、自己ベストが3時間4分なので、大きく分けるとずっと「サブ4」のカテゴリーに入っていることになる。今回の目標はサブ3。
去年までは、サブ3を達成したいと思いつつ、ベストタイムから遠くてあまり現実味がなかったが、3月の佐倉で3時間4分台で走り、実現できそうなところまで来ていた。次で決めようと思ってエントリーしたのが今回のつくば。日本一の高速コースである。練習もこれまでで一番力を入れてやって大会を迎えた。
スタートまで
気がかりだったのがスタートでのロスタイムとその後の渋滞。つくばのコースは、最初はあまり道幅が広くないので、タイムを出すにはスタート位置が重要だが、Bブロックでどれぐらいロスするのだろう。せめてBブロックの前の方からスタートしたいところ。
会場に一番早く着く電車に乗り、研究学園前駅に7時10分に到着。シャトルバスには大勢列を作っていたがスムーズに乗れ、7時40分には会場に到着。つくば駅まで行って徒歩で会場に行く方法もあったが、脚の温存のため今回はシャトルバスを利用した。
混むと聞いていたトイレもまだ混んでいない。
レース開始は9時だが、前方のスタート位置を確保しようと8時10分ぐらいに行ったら、ちょうど場所取りが始まったところで、めでたくBブロックの最前列を取ることができた。Bブロックとは言え、場所取りをする人達だけあって、皆さんずいぶんと速そう。長袖を着ているのはTOMOZOのみ。8時半に粉末のアミノサプリを摂取。
待っているには寒いが、走るにはちょうどよさそう。風もほとんどなく、曇り空の最高のコンディション。
Aブロックの先頭までは100メートルぐらいあって、これが全部埋まったら今日はアウトだなと思ったが、結局ほとんど埋まらず、スタート直前にAの最後尾にかけ足で移動。
スタート
スタートロスは想定よりも小さく37秒。その後も、渋滞はしているがペースは思っていたよりは速い。アップには丁度いいが、サブ3のためには1秒でも惜しいので歩道に移動。反則気味だが、これですぐにサブ3ペースに持っていくことができ、サブ3への第1関門突破。あとは37秒を少しずつつめて行き、できれば2分ぐらいの貯金を作って、その後は粘りたい。
車道に戻り集団にあわせて走る。これまで出た大会では、最初は速い人と遅い人が入り混じって走りにくかったが、2~3キロで周りのペースが安定した印象。これは助かった。
5キロ通過は21分26秒(ネット20分49秒)。サブ3に必要な残りのペース4分16秒/km。
5キロからハーフ
5キロ通過後にカーブしながらのきつい下りがある。帰りはここをまともに上れるのだろうかなんて考えていたら、沿道にコニカミノルタのI選手を発見。普段着なのでプライベートでの観戦だろうか。7月に参加した「コニカミノルタ 24時間リレーマラソン」の二日間が走馬灯のように駆け巡る、、、というほどまだハイにはなっていない。
近くに派手なチームユニフォームを着た二人が、ペースの相談をしながら走っている。どうやら2時間55分を目標にしているらしい。そこに同じユニフォームが一人加わったので、これをペースメーカーにすることにした。昨日まで思っていたより少しペースが速いが、体感的には無理がない。
7キロあたりでアミノバイタルスポーツエネルギーを摂り、11キロあたりでは給食のバナナを横目で見ながら、PowerBar GELのバナナ味を摂った。ドロドロしているが味は思ったほど悪くない。べたついた手を次の給水所で洗い流す。
レースが進むにつれて、看板のキロ表示とSUUNTOの距離の差が大きくなってきた。最初は、SUUNTOがピロリンと鳴ったらすぐ目の前に看板があったのだが、それがだんだんと前に遠くなっていく。どうやらSUUNTOの距離は少し長めに出るらしい。サブ3仮想ペースメーカーはサブ3よりも少し遅いと考えておかないと痛い目にあいそうだ。
リラックスして淡々と走ることだけを心がけて走る。
ハーフ通過は1時間28分37秒(ネット1時間28分0秒)。サブ3に必要な残りのペース4分20秒/km 。 ハーフ通過で初めて1時間30分を切ったが、残りの距離を考えるとこの貯金では安心するにはまだ不十分。
ハーフから30キロ
23キロあたりでMEDALIST ENERGY GEL(超濃縮リンゴ果汁&はちみつ)を摂取。味はまずまず。ジェル状のため口に残らず摂りやすい。
25キロ過ぎに長い上りがあるが、これは事前情報通り。まだ脚に力があって苦もなく上れた。
30キロ手前。元気な人が「30キロ」と書いたものを持って、大声で声援を送ってくれている。「さあ、ここからだ。今まで何のために練習してきた!」 その通り。ここまで順調に来たが、マラソンはここから。
30キロ通過は2時間5分48秒(ネット2時間5分11秒)。サブ3に必要な残りのペース4分27秒/km。
30キロから35キロ
先日の記事で書いたように、「30キロ過ぎで一番速く走るマラソン」(小出義雄)で練習したきたので、ここからペースアップするべきだが、多少の貯金があるのでここは自重。ペースアップをして痙攣でもしたら辛い。それでも、30キロを過ぎてペースアップのタイミングを考えていることに好調を感じた。
35キロ通過は2時間26分56秒(ネット2時間26分19秒)。サブ3に必要な残りのペース4分42秒/km。 ここで9割方サブ3が達成できると確信。
35キロからゴール
36キロあたりで、寒い中、体を張って声援を送るラムちゃんを発見。よく見ると鈴木莉紗さんだった。元気をもらって、往きに心配していた坂を難なく上ることができた。
残り5キロ。「シャキッと気合が入る」というカフェイン入りのサプリメントshotzカプチーノを投入。味は、う~ん。走っているときに口にしたい味ではないかな。でも、これを機にスピードアップを開始。いつもは30キロ過ぎに現れる脚の重さも痙攣しそうな気配もない。
スピードが落ちないように耐えるのではなく、スピードを上げようという初めての感覚。ここからは一人に抜かれただけであとは抜く一方。37キロからの1キロ毎のラップは、SUUNTOの計測で、4分2秒、4分7秒、4分3秒、3分59秒(最速)、4分5秒、4分1秒で気持ちよくゴール。
ゴールタイムは2時間56分26秒(ネット2時間55分49秒) で、目標のサブ3を無事達成。前半のハーフ1時間28分0秒(ネット)に対して、後半のハーフは1時間27分49秒で、わずかながらも、憧れだったネガティブスプリットのおまけまでついた。
ゴール後
ランナーズの記者に声を掛けられ、新コースの感想やレースの結果などを聞かれた。ランナーズに載るかもとのこと。
怪我なく予定通り練習が積め、高速コースのつくばで天候に恵まれ、タイムを出すにはこれ以上ない条件だったが、それにしてもこのタイムにはびっくり。出したというより出てしまったという感じ。もう1回サブ3で走って、自信を持ってサブ3と言えるようにしたい。ただし、次のレースは未定。
最後に、ブログを通じて、色々なコメント、アドバイス、応援、囁き(?)をこれまで下さった皆様、ありがとうございました。一人で黙々と走っていたらサブ3の達成はもちろん、サブ3を狙うことさえなかったかもしれません。今後はあらためてサブ2.5への挑戦にお付き合い下さい(笑)。
覚書
シューズ - ターサージール2
食事 - おにぎり大2個(スタート1時間前)
サプリメント - アミノバイタルGOLD 2000ドリンク 200mg程度(スタート1時間前), アミノバイタル スーパースポーツ(スタート1時間前), アミノバリュー サプリメントスタイル(スタート30分前), アミノバイタル スーパースポーツ(7キロ), PowerBar GEL Banana(11キロ), MEDALIST ENERGY GEL(超濃縮リンゴ果汁&はちみつ)(23キロ), shotzカプチーノ(37キロ)
SUUNTOデータ - Distance 42.53 km, Pace 4'08 min/km, Calories 1966 kcal, Cadence 94 rpm, Ascent 37 m, Descent 25 m, Ascent time 0:20'40, Descent time 0:08'06, Flat time 2:27'06.2, Highest point 42 m, Lowest point 24 m, Temperature 16.5 °C