2月 重症筋無力症(英略でMG)の診断確定
4月 免疫グロブリン静注療法(Ivig)実施
今日は外来診療です



今後の治療方針
<先ずは経過観察>
Ivigの効果が
どれだけ続くかを確認する目的で
このまま
プレドニン 12.5mg
タクロリムス 3mg
服用を続け、経過を観察する
<クスリについて>
感染症対策、骨粗鬆症対策の
クスリを追加
<長期的な方向性>
私、ともぞーの場合ですが
私の胸腺には何も問題がないので
クスリの服用による内科治療が主軸
ただし、今後のオプションとして
外科治療の「胸腺の摘出」も
有りかもしれないので
考えておくこと
となりました
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治療ガイドラインでは
胸腺に問題なくても
胸腺摘出が対策の一つとして
有効なのだそうです
一方
胸腺摘出のリスクとしては
摘出時の全身麻酔により
MG症状の悪化の可能性もあり
だそうです
以上説明は
重症筋無力症診療ガイドライン2014
という本を見せて頂きながら
S先生が丁寧に説明してくれました
こんな本が発刊されていてびっくりです
呼吸器外科でのお話し
脳神経内科から
呼吸器外科に移動して
手術についてカウンセリングして
もらいました
ーーー以下、今日のまとめですーーー
一般的な話しとして
胸腺摘出によって寛解し
ステロイド、免疫抑制剤が
やめられるケースは
20〜30%
クスリが少し減らせる可能性は
60〜70%
これら改善の可能性
例えば寛解のケースが20〜30%を
これだけ?と考えるか
こんなに?と考えるかは
それぞれの人の考え方によるとのこと
術式について
手術の方法としては
開腹手術と胸腔鏡手術が
あるそうですが
私ともぞーの場合
胸腔鏡手術で対応可能との判断
でした
入院期間
胸腔鏡手術で、その後
特に問題なければ
1週間程度を予定だそうです
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私としては現時点では
手術はあくまでもオプション
考えていますが
これからじっくり
考えてみたいと思います
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ゆずの花
自宅庭にて