​母と私の話11


今回はパーキンソン病の薬のお話


パーキンソン病の薬は本当にスゴイ💊

難病指定されているから
薬の種類もそんなに無いのでは?

なんて思っていたが
実は相当な種類がある

ただ、
完治する訳ではない

病状の悪化を遅らせたり
緩和したりする

母は体質的に薬の副作用があるため
母の処方箋は
先生いわく優しーい薬らしい💊


薬を飲んで30分くらいで
効果があらわれる。

それは…

とにかく活動的になる

というか動きを抑えられないって感じ


例えば
薬の効力が100%とする

動けば動くほど%の減少が早くなる

そして0%に近づいてくると
動きは緩慢になり
0%になると全く動けなくなる

まるで
ぜんまい仕掛けのオルゴールのよう🎹


薬を飲みすぎる
あるいは薬を飲む感覚が短いと
幻覚、幻聴が強く現れる。

私は、母に薬を飲ませた後
次の薬を飲むまで効果を持続させたい為
あれこれ言って座らせるが
じっとしていられず
とにかく動きまわった。


夜中にトイレに起きるので
朝は薬が切れる寸前

ある時、こんな事もあった

父が朝起きたら

母はベッドの下に座り込んでいた。

しかもお漏らしして体が冷えきっていた。

立ち上がらせようとしても
ビクともしない。


仕方ないので
とりあえず何とか着替えさせ

薬を飲ませて立ちあがらせたらしい。



介護について私は思う…
『愛情と現実の間』と