読書感想文
夏休みの宿題のド定番
本を読む習慣がない私は
特殊なやり方で
感想文を書いていた。
それは…
私の母は本の虫と言われるほどの本好き
一日中でも読んでいられるほど
特に日本や世界の歴史が好きだった。
空想の世界に入って
ワクワクするらしい…
ワクワク?
私にはわからない…
そんな私が
学生時代、夏休みの宿題として
書き続けてきた読書感想文が
書き上がるまでのスケジュールを
説明しましょ
1️⃣母が読む本を決める
2️⃣母が全て読む
3️⃣私が前書き、後書きを読む
4️⃣母があらすじを口頭で説明する
5️⃣感想文を書く
6️⃣私が書いた感想文を母がチェックする
こんな感じで書いた感想文だったが
見事なまでにバッチリあってたらしい(笑)
私は耳から入る情報を
臨場感たっぷりに想像したり
要点を理解するのが得意だった。
威張れたことではないが…(笑)
母は本を読まない私に
日本や世界の歴史について
よく口頭で説明をしてくれていた。
例えば、
マリーアントワネットの時代
フランスでは〜
その頃日本では〜
歴史に興味がない私は
聞きながら眠くなって
いつも寝てしまっていた。
今、思えば
ちゃんと聞いておけば
少しは歴史のことがわかったのかも…
『時すでに遅し』
とはこう言ったことなんだろう。
母が元気なうちに
聞いておきたかったことは
たくさんあるし、
やってあげたかったことも
伝えたかったこともたくさんある。
きっと
みんなこんな感じなんだろうな…
今は自分の興味がある本を読んでいる。
単行本一冊読むのに
何ヶ月もかかるけど(笑)
読まないよりも
少しはマシになったかな(笑)