〈銀行〉
特殊で独特
と
言われている。
(私は18歳からずっといるので…)
『1円合わなくても見つかるまで帰れない』
という話をよく聞きますよね。
それは
本当です!!
私が入行したころは
まだまだ手作業が多く
計算する道具は
『そろばん』
計算係が全体の数字を
そろばんで算を入れ落としていく。
(計算し合していく)
計算が落ちる(計算が合う)
と小さな鉄琴を『キンコンカン』
と鳴らし
『計算落ちました!』と伝えて
皆んなで拍手ー!!
落ちなければ(合わない)
『計算○○円違います』
『入が○○円』
『払が○○円』
計算係が数字を伝えると
そろばんを片手に集まり
全員で探していく。
私もジョブローテで
計算係も経験したが、
高校の時に取得した
珠算1級がとても役に立った。
落ちない原因は必ずある
しかも
その原因はお客さまとの
やり取りの中で発生している。
ということは
お客さまの大切なお金を
お預かりしている我々は
1円たりとも無視できない。
なので
『1円合わなくても見つかるまで帰れない』
ということになる。
闇雲に探している訳ではない
探し方のコツがある!
だいたいこの辺から探すとか…
この数字だとこのあたりとか…
間違いやすい処理があったとか…
それと
重要なのが
1日の自分の行動や
事務処理を記憶しておくと
探すのが楽になる。
『あっ!その数字だとこの処理かも』
『この処理をしたからこれかも』
なんてすぐに探す目処がたつ
そう!!
これこそが
私が高校時代バレー部で培った
『自らの行動を全て記憶する術』
お姉さん(先輩)に怒られる際、
行動を記憶しておけば
なんなくかわせる術
これが抜群に役に立った!
ミスからのリカバリーが断然早い!
そう!!これこそ
『人生無駄なことはひとつもない』