高校1年バレー部

お姉さん(先輩)の
お世話したり
なんやかんや
とにかく多忙。

感情が穏やかな私でも
いつも闘争している感じだった。

そんなある日(秋)

いつものようにお昼休みに
お姉さんの昼食のお世話をしに
部室へ向かう。

バレー部の友達と
お姉さんの文句を言いながら
1年生の棟の廊下を歩いていた。

ここは絶対
お姉さんが来ることのない
安全な場所。

安心かつ堂々と…

ちょっとオラオラしながら
ど真ん中を歩いていた。


前から同じくど真ん中を歩く女子。
(女子校なんで女子しかおらんけど)

お互いよけず肩と肩がぶつかった。

『なんだコイツ』
『私の道を遮りやがって』
(心の声)

運動部は怖がられていたため

運動部の子達が歩くと
周りはよけることが多かった。

すると…
後ろから叫び声が…

振り返るとこっちに向かって
何か言ってる…

『ん??なんだ??』

わたしはキョロキョロ
周りを見渡す。
私とバレー部の友達2人だけ。
どうやら私に言っているようだ。

よく聞いてみると

『逃げるんかこらぁ』
『やっちゃろうかぁこらぁ』


『あぁ?』
『なんじゃオラぁ』

叫び返してしまっていた。。。

瞬発力でやっちまった。

その女子は
ドッドッドっと
走ってきて私の前に来た。

『デカっ!』

私よりはるかにデカかった。

(私が小さいってこともあるけど…)

売られたケンカを
買ってみたものの。。

あーしまったぁー

は、後の祭り。



続きます…