中学3年
部活を引退して
心の持って行き場を失った。
友達はいたけど
その友達とはわたしのせいで
口を聞かなくなった。
わたしが彼女を
傷つけてしまったからだ。
本当に申し訳ない気持ちで
いっぱいだった。
わたしは
早く謝らなければと思う反面、
『この環境もどうせあと数ヶ月だけだ』
心の中の悪魔はそう囁いていた。
ある意味全てが
どうでもいい状態になっていた。
小学1年の時
身をもって『ごめんなさい』
の素晴らしいさを学んだはずなのに
結果、
最後まで『ごめんなさい』
が直接言えず、
友達皆んなで書き合った
メッセージカードに彼女に宛てて
『ごめんなさい』
とそっと書いて渡した。
つくづく私はプライドが高くて
卑怯なヤツだと実感した。
もし会う機会があったら
心から
あの時のことを謝りたい。
『本当にごめんなさい』
この言葉を何度もあなたに
言わせて下さい…