​中学3年生

挑戦的だった。

『もし私がこんなことをしたら
あなたはどぉ対処する?』

なんてことに
すごく興味があった。

やってみると自分が望むものは
一切返ってこなかった。

『世の中は変だ』

なぜ心の中にあるものを
見ようとしないのか。

なぜ人は表面しか見ないのか。

なぜ排除するのか。

絶望感さえも感じていた。

わたしは徐々に場から
遠のいていった。

友達の場

授業の場

学校の場

わたしの心はそこにはいなかった。

行き場もなく
ただただ、さまよっていた。