平成16年10月11日
体育の日の祝日の朝
母にちょっと夕方まで出かけると言い残し下北沢と明大前経由で京王線の特急に乗り継ぎ高尾山に向かいました。

前日に続き曇り空、
気が重かったのですが
入院を数日前に控えて
うちで滅入っていても
仕方ないと出かけました。

高尾山には11時ころ
着きました。

疲れないようにと
リフトに乗り10分くらいで上に出ました。

上はけむりがかすみ
辺りは霊気のように
ひんやりしてました。

マイナスイオンでこれはいいと歩を進めましたが運動不足で足が重かったです。

こつこつ歩くうち、バネが出てきて足取りが軽くなってきました。

薬王院に着くとどんどん太鼓の音。

なにやらと覗くとご開帳~の声がしてお坊さん5~6人が揃ってました。
護摩だきの祈祷が始まり中に入りました。

お堂は満員。
中に入り正座。

ど~んど~んと
大きな太鼓。

ずっし~んずっし~んと振動が響き渡り体までも震わせて目を瞑るとじわじわと気持ちがよくなり、有り難い有り難いと体とこころが喜んで心地よくなってきました!

正座する100人ほどに
苦難を乗り越え幸あれと祈願してくださいました。
私も手を合わせて
ただただお祈りでした。
祈祷が終わるとみんな立つように言われお堂の裏を回りながら出口に向かいました。

先にお坊さんが待っていて一人一人の手のひらに粉のお香を塗ってくれ紙の御守りも下さいました。

いま思えばこの時に
亡くなった父上やご先祖様が舞い降りてきてくださったような気がします。
帰ってから家族で地元の高級寿司屋に行って、今日はぜいたくしたけど退院したらみんなでまた高尾山に行こうねと話をしました。

一切の身を委ねるとき、自分の中にいる神様に祈ろうとする気持ちはとても大事なことだと思うようになりました。

ご先祖様に届くような気がして。

以来元気に目覚め
毎年私は高尾山に行って薬王院にお礼参りをしています。

たくさんの方々が
ご家族の方々が

あなたのためにいつも祈りをなさっていると思います。

神様はきっと
ついていらっしゃって
ちょっとしたときに
さっと出て来られると思います。

祈りを感じて気づきを見逃さず自分から良くなること感じましょう

きっと良くなる