両親と一緒に、いや両親について御祈祷に行くことになった
だが御祈祷は午後二時から
のんびり正月なので時間は釣りに行かなければたっぷりある
弟家族も東京に遊びに行ってしまって姪がいなく遊び相手もいないので録画しておいたガキツカをリビングでダラダラ見ているとおふくろに「電気屋さんに連れて行け」とつかまった
一人で留守番は嫌だとオヤジも車に乗り込んできた
そして我々3人は量販店で目的の物を購入し家電をダラダラ見て電気屋を後にした
時間はちょうど昼飯時
家に帰って飯作って食べるのも時間がないし面倒くさい、と志村母子
オヤジはなんでもいいと・・・
んじゃ外食するべ、っといくつか候補を出し向かうとことごとくやっていない
しかたない年中無休の「すき屋」か~~~ 友人娘もバイトしてるし偵察がてら牛丼か~~~
・・・
・・・・・いやいや
なんで茨城に帰ってきてまでファーストフードに入らなきゃいけないんだ
東京に帰れば24時間365日いつでも食べられるではないか、しかもよりどりみどり
う~~~む
どこに行こうか
ん、まてよ
我々の地元には「おさかなセンター」なるものがあるではないか
沢山の魚屋さんが集まっているプチのプチのプチプチ築地みたなのが
観光客が目的みたいなおさかなセンターが
そこにはお寿司屋さんや食堂みたいなのがあったはずだ
しかも営業している気がする
俺とおふくろはそこだ!と、オヤジはなんでもいい!と
やっていた!!
しかも何店舗かやっていた
店の選択はおふくろにまかせた
入る事になったのは
表には
この「祥天丸」さんは漁師の方がやっているらしく
プロの漁師がさばく!つくる!!
と謳っている
なんかほんとに観光客がターゲットって感じだ
お店はカウンターだけで席は8席ほど
注文をとってくれるのは漁師一家の息子さんらしく厨房に声をかける時は「おとーさーん」か「おかーさーん」と呼んでいる
母親は煮魚定食、父親と長男は刺身定食を頼んだ
そして食いしん坊の長男は単品で煮魚を注文した
煮魚の魚を聞くとナメタガレイとドンコだと言う
煮魚単品は400円なのでどっちにしようかな~と一人ごちると「どっちもです」と漁師長男だか次男だか三男言う
ええっ!
なんと素晴らしい
なんと美味そう
母親の定食は
こうなる
メヒカリの唐揚げが付いてきた
このドンコとナメタガレイ、めっちゃくちゃ美味い!!
身が柔らかく味が染みていてホント美味い!!
刺身定食
六点盛り
ヤリイカ、スズキ、鱈の昆布〆、ツブガイ、マダコ、ヒラメ
全て地のものらしい
ツブガイって獲れるの?
勿論新鮮で美味しい
これで煮魚定食800円、刺身定食1000円
素晴らしい!!
観光客相手なんて言ってごめんなさい
ほんとほんとに美味しいです、参りました
しかし、船長らしき店主の方に刺身の魚の名前を教えられ、帰り際には「どっから来たの」と聞かれた
完全に観光客だと思われていたのだ
「えっと~ここから車で5分なんです」
東京に出て30年、多少訛りは残るが東京の人になっちまったのかな~~・・・
ちとショック(^▽^;)
しかしおふくろはめっちゃくちゃ喜んでいた なんだかしらないけど
なんにしてもすんごく美味しいお昼ご飯だった
ありがとう祥天丸さん
しかしなんか正月~~~って感じだなーー
ここ4、5年年末年始は常夏の島で短パン、Tシャツ、ビーサンだったから寒い寒いと言いながらのんびりするのが正月なのかな~と改めて思う親指星人であった
でも、まだ餅一個しか食べてないや・・・