遠征釣行はそこそこの荷物になる
当然魚も大きいのでリールからロッド、ルアーにいたるまで重さも大きさもそこそこに
ロッドケースは長いし
まとめてみると
トランク、船バッグ、ロッドケース、機内持ち込みボストンと4個になった
国内便の手荷物をあずけるには3個までで合計15キロ
・・・そんなものはとっくにオーバーする
よって空港に持って行くのも面倒だし船バッグは郵パックで送ることにした
郵便局に持っていき台風の影響で遅れるのが恐いんだけど、と係りの方に伝えると
「配達希望日を書かなければ最短で着きますよ」と言った
んではそれで、とお願いしたのだが、これが後々大問題になる
出発当日、なんとなく不安になったのでバッグを送った宮古のホテルに荷物が到着しているか確認してみた
予感的中
届いていない
な、なに~~~~~~~~
バッグがなきゃルアーもフックもリーダーも無い、つまり釣りにならない
慌てて郵パック追跡サービスなるもので調べてみた
喜多見を出て新橋だかどこだかで止まっている
え~~、とっくに飛行機に乗って行ったんじゃないのか~~
どーしたらいいんだどーしたらいいんだ~~
郵便局に電話した
東京の番号に電話すると「こっちは出てるんで那覇に電話してみてくれます~」
なんて呑気なこと言われた
那覇に電話すると「こっちには届いてません」
なんだと~~何日たってると思ってんだ(`×´)俺の荷物はどこにあるんだ
怒りで思わず語気が荒くなっちまった
那覇の係りの方が東京の担当者に電話させますんで、と言って電話を切った
それから電話が来るまでの30分間、怒りのメーターはどんどんあがり、空港まで車で向かっていたのだが危ないのでコンビニの駐車場に入れて冷静になろう冷静になろうと自分に言い聞かせた
と、電話が鳴った
冷静なんてどこ吹く風、まくしたてた
ところがこの電話をかけてきてくれた担当の方、ものすごく親身に親切に丁寧に平身低頭に状況を説明してくれた
「すいませんこちらの手違いで陸送になっているみたいなんです、今晩那覇に鹿児島から着くようです船で」
・・・お、お、おい・・・
んで宮古にはいつ着くの
「出来る限りの手をつくしています」
「うまく最短で行ければ明日の朝宮古島に着くように那覇から飛行機に乗せます」
んが~~(><;)
しかし、これにかけるしかない
ただ朝から出船だったら間に合わない
くそーーー
でもまずは羽田空港には行かねばならない
車を発進させた
するとなんと検問
APECのせいだな
停まると
「福島県警ですが?免許証いいですか?」
な、な、なまっている 私の出身地茨城の訛りに近い なまっている
なんで福島県から?
「いやーあー、エーペックなんで~全国から集まってるんです~~~」
親近感がわく 御苦労さんです
「釣りですか? 沢山釣れるといいですね~~」
なまっている
癒されるわ~~~~~~≧(´▽`)≦
なんかさっきまでの怒りがおさまった
ありがとう福島県警 ばんざいとうほぐちほう
そして次の日10時にバッグはホテルに着いた
俺より5日も早く東京を出たのに俺より遅く到着した
ヒッチハイクの旅かおまえは
結果的に午後からの出船になったので間に合ったけど、これからは離島に送る時は10日ぐらい前に出そうかな
f^_^;
帰りの宮古島から那覇の飛行機は
小さい小さいプロペラ機だった
こんなの初めて(*^ー^)ノ