パタカせんべいできました!

 

この度、酒田米菓さんと株式会社WinWinコラボにより

パタカせんべいがついに完成し、発売となりました。

 

そこでパタカせんべい開発の歴史などを振り返ろうと思います。

 

もう3年も前かなぁ。

新宿食支援研究会の活動の1つとして

新宿区内のデイサービスで活躍するスタッフ、管理者が集まる

「食べる☆デイ‼」というチームがあります。

 

その取り組みとしてデイサービスに来ていただいている高齢者の

食べる機能、栄養状態を継続的に観察し、

家族や医療者との連携を図るツールを作りました。

それが「食べるデイテスト」です。

最終的には記録ができるアプリまで完成しました。

 

 

このテスト中、咀嚼機能テストとして「せんべいテスト」を採用しましたが、

サラダせんべいは大きいため、1枚を正確に4等分しなくてはならないとか、

塩分が強く高齢者に出しにくいとか

いろいろなご意見が。

 

そんな時にある人を通して酒田米菓の佐藤社長と出会いました。

 

せんべいテストに使えるおせんべいが作れるのではないか?

 

佐藤社長にお話しすると、面白そうだ…と

 

そこで、これまでの経緯から、

作っていただきたいせんべいのイメージをお話しました。

 

ただ、おせんべい会社ですぐに理解されるはずもありません。

だって、食べる方の機能に合わせたせんべいを作ることなどなかったのですから

 

そんな中で酒田米菓さんも手探りで試作品を作ってくれました。

 

これは…僕たちがイメージしているものとは大きく異なっていました。

ほど遠いショボーン

 

しかし、作ってくれたからこそ本気度を感じました

 

そして…できたものは完成形とは異なりましたが、

将来に対する大きな希望も感じました。

美味しい!

そうなんです。

酒田米菓といえば「オランダせんべい」と

山形県民なら誰もが知る老舗有名ブランド。

美味しくないはずがないのです。

噛めば噛むほどお米の味がする

 

期待は膨らみました。

これでせんべいができる。

 

・・・まさかその後2年も試作に費やすなんて

 

この続きはまた後日。

 

 

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