『苦しむ小学校生活』
3歳で漢字、小4で英検準1級
東京都に住む小学5年の小林都央(とお)さん(10)は、体調や時間割をみて
週に3日ほど学校に行く。
学校に行かない日は美術館に行ったり、パソコンで映像作品を作ったり。
学校のルールになじめずに泣き、悔しい思いをしてきた。
都央さんにとって学校は「ありのままの自分でいられない場所」だ。
好きな組み合わせで履く左右違う色の靴下を「おかしい」といじられたこともある。
ヘアドネーション(髪の寄付)のために2年間伸ばしている長い髪。
トイレに入ると、「なんで女子が入ってくるんだよ」と言われた。
そうして、見つけたのが「選択的登校」というかたちだ。