【声詰まらせ盟友、夫人ら涙】 | 【かほり放送局】

『「総理」呼び掛け、最後の感謝 』安倍氏国葬

19発の弔砲が余韻を残す中、午後2時から安倍晋三元首相の国葬が始まった。  

雪化粧した日本の山々を生花で表現した式壇の上に、柔らかな笑みをたたえた遺影。

菅義偉前首相の追悼の辞を聞いて涙ぐむ

《岸田さんの弔辞が全然耳に入ってこなくて中継見続けるか悩んでたけど、
菅前総理の弔辞で思わず泣いてしまった…》
《酷評されてる岸田首相の弔辞と絶賛されてる菅元首相の弔辞を比べると、
岸田さんは事実ベース、菅さんは主観ベースの話が多いんですよね。
で、人の心を動かすのは、実は主観の話》
《菅さんの弔辞には心があった。何度も「安倍総理」と呼ぶのも印象深かった。
「菅前首相に主役を持っていかれる格好になった岸田首相は、かなり落ち込んでいます。
菅元首相のエピソードがあそこまで感動的なものだったとは知らなかったのでしょう。
『完敗だ』と感じているようです。  
実際は、菅前首相は『友人代表』という立場でしたが、岸田首相は『内閣総理大臣』という立場でしたから、あまり私的なエピソードを盛り込むことができなかったのです。  
とはいえ、岸田首相の落胆ぶりはかなりのもので、関係者の間では『
支持率より落ち込んでいる』と冗談めかして話しているほどです」  
今回の “名弔辞” で、「次の首相は菅氏に」という声も高まっている。
「焼き鳥店のエピソードは政治部記者には有名でしたが、あの場で披露するとは
菅前総理はさすがです。第2期安倍政権を誕生させたのは自分だと、
手柄を完全に手中に収めました。  
安倍前元首相の周辺の議員はみんな歯ぎしりしています。
『自分だって説得した』と、安倍元総理と会食した記録を漁っている人もいるほどです。
しかし、菅前首相の弔辞は、ちょっと盛っていますね。  
本当は、安倍元首相と菅前首相が会食した時期には、すでに “安倍待望論” が出ていました。
安倍元首相は出馬に乗り気で、3時間も固辞していないでしょうし、
菅前総理は『背中を押した』くらいでしょう(笑)」(前出・国葬実行委員会の関係者)  さまざまな思惑が渦巻いた国葬は終わり、新しいレースはすでに始まっている――。
 
「花は咲く」が再び奏でられ、敬礼する自衛隊員らに見送られながら、
遺骨を抱えた昭恵さんは会場を後にした。
自民党は岸田を早く総理の座から引きずり降ろして、
菅総理を再登板させれば支持率も上がるだろう》  国葬実行委員会の関係者がこう話す。

複雑な思い吐露世論の反対で邪念混じり国葬参列の宮崎謙介氏  「弔問外交」は残念 

元衆院議員で実業家の宮崎謙介氏(41)が27日、安倍晋三元首相の国葬に参列した。

賛否分かれた「国葬」に対する複雑な胸中を吐露し、

亡き〝恩人〟を感謝の言葉で追悼した。