【“カラオケパブ殺人事件”】 | 【かほり放送局】

『突然「死刑をお願いします」被告』

2021年6月に大阪市・天満の飲食店でオーナーの稲田真優子さんが殺害された事件。
1年もたったんだなって 稲田由美子さん(65)の娘の真優子さん(25)は、
2021年6月に経営していたカラオケパブで首や胸を刺されて殺害された。
真優子さんは顔など10カ所以上を傷つけられていて、
犯人には非常に強い殺意があったとみられている。
稲田由美子さん: 夜の仕事やから、酔っ払いとか変なお客さんとか、
絡まれたりないかなと心配だったけど。「そんなん全然ないよー」って
言ってたけど、「あったんや…」と思ってる。
宮本被告を初めて見た被害者の母親には、想定外のことだ。
殺人の罪で逮捕宮本浩志被告(57)は、裁判員に対してこう述べ、
認否については黙秘した。質問に答える気はありません 判決は死刑をお願いします。
宮本被告の異常なほどの執着だった。
2020年11月の宮本被告からのメッセージ: あー、まゆさんの声、聞きたいな。
眠れてないんです。勝手なことですが。
1時間おきに目が覚めて 真優子さんは、時々短い返信をする程度にとどめていたが、
宮本被告からの執拗な連絡が途絶えることはなかった。
 
裁判員裁判が、9月16日から始まった。
被告人の弁護士は「犯人性を争います」と述べ、無罪を主張。
これに対し検察側は、「一方的な好意で満たされないことから、
必死に抵抗する被害者を無残に殺害した悪質な犯行」と指摘した。