【九州火山帯活発化】 | 【かほり放送局】

『諏訪之瀬島噴煙高さ最高2100メートル爆発と噴火相次ぐ』 

 
 
十島村・諏訪之瀬島の御岳で爆発6回と噴煙量が中量以上の噴火が5回あった。
噴煙の高さは最高2100メートル。
午前2時21分の噴火で大きな噴石が火口から北東に300メートル飛んだ。
火砕流は確認されていない。気象台は噴火警戒レベル2(火口周辺規制)を継続中。

島には御岳の南南西約4キロ付近に84人が住む。村によると、

人や建物への被害は確認されていない。

村は鹿児島市の村役場で警戒に当たっている。

県もレベル引き上げに伴い、災害警戒本部を設置した。
御岳は今年3月30日夜と31日未明の爆発で大きな噴石が

火口からそれぞれ約800メートル飛び、同日噴火警戒レベルを3に引き上げた。

その後、火山活動は沈静化し、4月5日に2に下げた。
気象台は、この半年ほどで御岳が活発化していることについて、

「諏訪之瀬島の地下にマグマが流入していることが要因とみられる」としている。