【南海トラフ地震】 | 【かほり放送局】

 

『市町村別の確率は? 一覧表』

1361年以降に発生している宝永地震(1707年)などM8~9の地震の記録を基に、起こりやすさを考慮して評価した。

 

最大級の地震は「最近2000年間は起きておらず、まれな現象」としてあえて対象から外した。

 

南海トラフ地震による津波が今後30年以内に起こる確率を推計した結果を発表した。

 

静岡県沖の駿河湾から宮崎県沖の日向灘まで延びる溝状の海底地形(トラフ)で起きる恐れがある地震。

 

南海トラフ沿いでは、日本列島が乗っている陸側のプレート(岩板)の下に、

 

海側のプレートが引きずり込まれており、蓄積したひずみが解放されると陸側のプレートが跳ね上がり大地震が起きる。

 

想定震源域に近い静岡、三重、和歌山、高知県などの29市町村で、

 

5メートル以上の津波が26%以上の非常に高い確率で襲来すると予測。

 

3メートル以上は、静岡から宮崎までの71市区町村に及ぶ広範囲で26%以上の確率で起こるとした。

 

今回の想定で津波の高さが最も大きい10メートル以上は、静岡、三重、和歌山、

 

高知などの21市区町で6~26%の確率だが、26%以上の市区町村はなかった。

 

100~200年間で繰り返し発生しており起きる可能性が高い大地震を中心に想定した。

 

日本海溝・千島海溝周辺や日本海側の地震についても同様の手法で津波想定を行う予定。
 

日本の太平洋沖に延びる海溝「南海トラフ」では、30年以内にマグニチュード

 

(M)8~9の大地震が70~80%の確率で発生する恐れがある。

 

津波は高知県黒潮町と土佐清水市で最大34メートルとなるほか、東海から四国の太平洋岸に20~30メートル級が来る

 

最悪のケースの死者数は最新のまとめで23万1000人に上るとしている。

 

『信じるかはあなた次第諦めるか生き延びる』