JR常磐線の富岡―浪江間(約20.8キロ)

東京電力福島第1原発事故に伴い不通となっていた。

常磐線は約9年ぶりの全線復旧となる。

政府の原子力災害対策本部は17日、常磐線の全線復旧に合わせ、

沿線の双葉、大熊、富岡3町の帰還困難区域など

一部地域の避難指示の解除について正式決定した。

復旧区間では普通列車が1日11往復するほか、

品川・上野―仙台間を直通する特急「ひたち」が3往復する。

避難指示の解除などで帰還する沿線自治体の住民の利便性向上が期待される。