『東京五輪に向けて計画 平戸城』
平戸城の懐柔櫓(かいじゅうやぐら)宿泊施設化計画
平戸城に五つあるやぐらのひとつ、懐柔櫓(かいじゅうやぐら)。
1977年築の鉄筋コンクリート(RC)造り、2階建てで、
延べ床面積127平方メートル。
九州本土と平戸島を結ぶ平戸大橋の眺望が楽しめる位置にある。
元々は展示スペースだったが、現在は倉庫として使われている。
平戸城天守に無料で1泊する男女ペア1組を募集したところ、
国内外から約7400組の応募があった。
「日本の城で、ほかに泊まれるところはない。
平戸城の年間入場者数は最盛期に約20万人あったが、
近年は約7万人にとどまっており、
維持費が市財政の負担となっていた。
やぐらの宿泊施設化は、建物の活用に制限がかかる
文化財ではないことを逆手にとった策だ。
国内外に「泊まれる城」をPRして市や平戸城の注目度を高め、
入場者数を再び上向かせようとの狙いがある。
平戸城に五つあるやぐらのひとつ、懐柔櫓(かいじゅうやぐら)。
1977年築の鉄筋コンクリート(RC)造り、2階建てで、
延べ床面積127平方メートル。 |