『ヨーロッパで進む理解と差別禁止』
同性婚合法化の世界の流れを見ると、最初に法律で認めたのは、2000年のオランダです。それから、ベルギー(2003)、
カナダ(2005)、スペイン(2005)、南アフリカ(2006)、ノルウェー(2008)、スウェーデン(2009)、
アイスランド(2010)、ポルトガル(2010)、アルゼンチン(2010)、デンマーク(2012)、ウルグアイ(2013)、
ニュージーランド(2013)と続き、フランス(2013)はその次で、ヨーロッパでは9番目、世界では14番目でした。
その後、ブラジル(2013)、イギリス(イングランド及びウェールズ2013、スコットランド2014)、ルクセンブルグ(2014)、
フィンランド(2015)、アイルランド(2015)、グリーンランド(2015)、米国(2015)、コロンビア(2016)、
ドイツ(2017)、マルタ(2017)、オーストリア(2017)、オーストラリア(2017)と続いて、26か国となりました。
(カッコ内は合法化承認の年で、施行年は異なる場合があります。)そして、今年5月17日には、
アジアで初めて台湾で合法化法案が可決され、来年5月にはコスタリカで合法化される予定です。
フランスでの同性婚家庭の子どもへのハラスメント防止策について取り上げましたので、今回はその続きとして、
同性婚合法化や性的少数者の保護に関する世界の状況を簡略に追ってみたいと思います。
ラグビーワールドカップ、東京オリンピック・パラリンピックと、世界中から多くの外国人が日本を訪れる機会が続きます。
楽しく有意義な国際交流が行われるよう願いを込めて、英語のトピックスや国際教養のエッセンスを紹介します。
国々をこうして見てみると、一番多い地域はヨーロッパで、16か国です。いったい、どうしてヨーロッパに多いのでしょうか。