【創価学会の「タブー」】 | 【かほり放送局】
   
 
 

『公明と支援』※AERA 2019年2月4日号より抜粋記事より

SNSが破る? ツイッターが公明党を揺るがす

この重要な年に、公明党が試練を迎える。党を支援する創価学会員の団結力に危うさが見えつつある

絶対的平和主義の信念

03年に公明党がイラク戦争を支持したことに仰天し、支部の幹部、友人、

身内にも「反対の声を上げるべきだ」と詰め寄ったが、反応はなかった。

公明党議員からも、納得できる説明はされず、自分の信念が根底から覆された気がした。

「聖教新聞などの公式メディアでは公明党支援を信仰上の言葉で意義づけないことで、

学会内部から、選挙運動を指示する画像などがSNSによって拡散されると、この「手法」が困難になる。

ツイッターなどで「同じ会員でも賛同しない人がいること」が可視化されるようになるので、

元来公明党の政策に違和感を持っていた人は同調しやすくなる。

批判がタブー視されていた会員たちがSNSに触れることで、

「自分だけがおかしいのかもしれないと、少し距離を置いて公明党の活動を見ていました。

でもその後、多くの国民の反対を押し切って安保法制を強行採決したのを見て、

もう変わらないのだなと悲しくなりました」

 沖縄県知事選でも、女性は「辺野古埋め立てに反対なので公明党推薦候補は応援できない」

『私たちは選挙活動を強制していない』としつつ、座談会などの宗教的集会では

公明党の政策PRのDVDを流したりして『功徳』を語る。

それにより、実質的に公明党支援以外の選択肢をタブー化する空気を作ってきた」

 「同じ信仰を持った学会員の言葉には教義的な意味での正しさがあり、

彼らを一方的に否定することは教義上のタブー(法華誹謗)にもなり得るという心理も働きます」

公明党の選挙への危機感は、創価学会における団結力の危うさと通底する。

亥年選挙を前に、両組織とも「試練」を抱える。

「公明党への支援拒否を理由に指導や降格はあるのか」を創価学会に聞くと

「そのようなことはございません」と回答した。