『長崎新聞社長が性的言動』 会社側、セクハラ否定
徳永英彦社長(59)昨年12月、常務から社長に就任した。
昨年11月、長崎市内て、社長就任を祝う懇親会で部下の女性に性的な言動をしていたことが分かった。
「言動は不適切だが女性に被害者感情がない」としてセクハラには当たらないと判断、処分はしていない。
酒をつぎに来た女性社員に対し、隣の男性上司の名前を出し「(上司の)愛人やろもん」「もうやったとや」と発言、
腰を振る卑猥(ひわい)な動作をしてみせた。
「品性に悖(もと)る」としつつ、女性に被害者意識がない、
懇親会参加者に不快感を持った人がいない-として「法的な意味でのセクハラには当たらない」とした。
「法的なセクハラには当たらなくとも、社会常識としては不適切。今回の言動を問題視しない社内の風潮を改善すべきだ」
としている。佐藤烈総務局長は「発言は極めて下品。意識が低かった」とコメント。
徳永氏は「余計な仕事をさせて申し訳ない」と話しているという。徳永氏は1983年入社、報道本部長などを歴任した。