【IWC脱退・商業捕鯨再開】 | 【かほり放送局】

『政府が約30年ぶりの商業捕鯨の再開に向け「イワシクジラ販売「待た」』

 

ワシントン条約委日本が北西太平洋の調査捕鯨で捕獲する

 

イワシクジラが絶滅の恐れがある野生生物の国際取引を規制

、来年度から食べられなくなる可能性が出ている。

最も厳しく規制すべき野生種のリスト「付属書1」に掲載され、

商業目的での貿易や公海からの持ち込みが禁じられている。


全国の流通業者ら約100人が参加した。

試食コーナーには、5~8月に捕獲したイワシクジラ134頭

 

(1075トン)とミンククジラ43頭(79トン)の一部が並び、

 

関係者が舌鼓を打った。

来年は6月の主要20カ国・地域(G20)首脳会議、

 

8月のアフリカ開発会議(TICAD)首脳会議、

G20は会場周辺で、環境保護団体の抗議行動が毎回起きており、

政府関係者は「警備の観点から注意すべき要素が増えた」と語った。

捕獲した鯨肉の販売は勧告の対象外で問題ないと強調した。

流通関係者は「日本と国際社会の認識にずれがある。販売後に

 

『勧告を無視した』と非難されかねない」と不安げに語った。

水産庁は是正措置として▽イワシクジラを捕らない

 

▽学校給食などで無償提供する▽調査後に海洋投棄する▽ごく少量の販売に

 

とどめる--日本は「国際捕鯨取締条約が認めた

 

科学的調査が目的で、商業目的ではない」と主張。

同条約は捕獲した鯨の有効活用も求めており、

 

販売はその規定に沿っているとの立場をとってきた。