【相次ぐ飲酒トラブル航空業界】 | 【かほり放送局】

『人の命をどう思っているのか』大衆乗り物になったが?

国土交通省が航空業界に通達、日本航空と全日空が謝罪。

 

再発防止策などを提出。

日本航空社長は「関係者の皆様に多大なご迷惑、ご心配をおかけし、

 

大変申し訳ございませんでした」

日本航空の42歳の副操縦士は、10月、ロンドンで乗務直前に、

 

規定の9倍以上のアルコールが検出され、

地元の警察に逮捕された。

副操縦士は、現地時間10月27日の午後6時から、

 

乗務20時間前の午前0時ごろまで飲酒。

赤ワイン1本強・ロゼのワイン1本・缶ビール(440ml)

 

2本・小瓶のビール(330ml)3本を飲んでいた。

測定を確認するはずの2人の機長も確認を怠っていた。

 

「空の安全」を約束する立場にもかかわらず、

 

あってはならない杜撰な検査だ。

 

全日空の執行役員は「ご利用のお客様はじめ、関係者の皆様方に、

 

大変ご迷惑おかけしたことを深くおわび申し上げます」

と話した。乗務前にワイン2本、缶ビール2本、ビール小瓶3本を・・・

「乗務開始の24時間前からの飲酒禁止」だ。『業務妨害行為だ』

パイロットは正確な判断など厳しいストレス環境を強いられ、

酒でストレスを発散させている人もいると言う。

今回の措置は客室乗務員などにも課せられることになっていて、

 

“禁酒”によりストレスが溜まり、別の不祥事が起きるのでは?

 

と懸念する声も聞こえてくる。御巣鷹山の事故などで、

 

「空の安全」が最優先事項として刻み込まれているはずだ。

航空業界で働く「矜持」を認識して、

 

「空の安全」を再び取り戻してほしい。