『受け入れた両親に感謝隠さない人生を歩む』福井新聞から抜粋
自分は長男で、結婚して家を継ぎ、両親に孫の顔を見せるのが当たり前と思ってきたが・・・
福井県福井市出身者のゲイ(男性の同性愛者)「違和感を誰にも言えなかった」
小学校高学年ごろから、異性に向かうはずの恋愛感情が同性に向かっていた。
高校時代に女性と付き合ってみた。楽しかったが、手をつなぎたいとは思わなかった。
しばらくして「手もつないでくれないの?」と言われた。
交際を続ける自信がなく2、3カ月で別れた。
23歳の時、出会い系サイトで知り合った4つ年上の男性と付き合った。
両親は「お前が幸せならそれでいい」「あんたの人生やがね」と受け入れてくれた。
「両親には感謝しかない。この先、差別を受けたり、
嫌なことがあるだろうけど乗り越えられると思った。
あるゲイの男性はカミングアウトした際、父親から「頭おかしいんか」と言い放たれた。
カミングアウト率は友人に13・0%、家族は10・4%、職場は4・3%にとどまる。
ゲイであることを公表し、「かずえちゃん」の名前で、自分の考えや経験を動画投稿サイト
「ユーチューブ」で公開するようになった。途中で拠点を東京に移し、
ゲイやレズビアン(女性の同性愛者)にインタビューするなど、性の多様性を社会に発信している。
「LGBT(性的少数者)の人たちが身近にいること、そして当事者には
『あなたは1人じゃないよ』と伝えたい」と話す。
パートナーとも別れ、30歳でカナダに語学留学した。
旅立カナダでは2005年、同性婚が認められた。まちでは男性同士、女性同士が手をつないでいた。
留学していた3年の間に、米国人とカナダ人の男性と付き合った。
生まれて初めて、手をつないでデートをした。日常の風景の中に自分がいた。
「ゲイであることを隠さない」
サテ~、綺麗事で済ませられない現実は、どうか
新宿二丁目で話し、ゲイの我が子を探し、親は怒り心頭、髪を掴み引きずり回す光景が
「家に帰るんだ、医者に行こ、もう外には出さん」・・・ ダヨ~
秘話の話で済まされない『淫乱・性気狂い』の世界
世間、会社、親にも秘密にして生きていくしかないのが現実なのです。
『少しでも幸せを求めて』