《夜の山道で立ち往生 乗客が恐怖》JR高速バス
8月26日の日曜日、和歌山県白浜から大阪駅に向かっていた高速バスが渋滞を避けようと
スは午後6時すぎにアドベンチャーワールドを出発、乗客38人を乗せ、午後10時大阪駅に到着予定。
行楽帰りの車で大渋滞。バスの運転手(50代)は「迂回するので道を指示してほしい」と会社に連絡。
運行会社によると、バスにカーナビは付いておらず運転手は分岐点にある標識を見落としていた。
左に曲がらないといけないY字路を右に曲がった。道の脇には崖があり、あわや転落という事態に。
山道に入り、車体を岩にこするなどして立ち往生していたことがわかりました。
誤って進入したのはガードレールもない山道で、道幅は車ちょうど1台分しかありません。
「だんだんバスの車体に木がぶつかるような音がして、周りの様子を見たらすごい山の中で
『こんなところ通るんかな?』と思って。隣に座っていた人が『これやばいんちゃうか?』
と運転手さんに言ったら、運転手さんが『そうですね、道間違えました』って」
結局、バスはその場で立ち往生。サイドミラーは折れて破損し、車体は何かにこすれてへこんでいました。
横が崖で崖の所に止まったときは(乗客が)『降ろしてくれ!』『ドア開けて!』って懇願するような声があがった」
「お客様に深くお詫び申し上げます」とコメントしています。結局、バスはその場で1時間ほど待機することに。
「運転手さんも『こうしましょう、ああしましょう』って言うんですけど、乗客によっては
『あなただけの判断では信用できないから警察に連絡します』
警察や消防も駆けつけ、乗客は運行会社が手配したタクシーに乗り換えたといいます。幸いけが人などはいませんでした。 |