【牛丼の定価を値下げ!】松屋 | 【かほり放送局】

す松屋フーズは展開する牛丼チェーン「松屋」で販売している「牛めし」の定価を値下げする、と発表した。

牛丼代用メニューとして販売されてきた「豚丼」消滅へ 最後の砦の松屋も9日に販売終了、大手3社とも販売終了となる。

 豚丼は2004年ごろに牛海綿状脳症(BSE)問題で牛肉の大量調達が難しくなったときに、大手牛丼チェーンが代用メニューとして投入した。

 調理法は牛丼と同じく、豚肉を玉ねぎなどとともに煮て作る。調理設備がそのまま使えることもあり、各社とも自信をもって販売してきたが、人気はいまひとつのまま牛肉流通が正常化して牛丼が復帰。次第にメニューの片隅へと押し出されていた。

 最初に撤退したのはゼンショーの「すき家」で、2009年4月に終了。

続いて吉野家は昨年12月に、新たに焼いて調理するタイプの異なる「焼味豚丼 十勝仕立て」を発売。これにともない、従来の牛丼代用型の豚丼を休止した。

【牛丼値下げ】大手で最後まで主力メニューとして残していたのは、松屋だけとなっていた。
16日午後3時からの実施で、320円の「並」は40円値下げして280円に値下げする。
下げ幅はメニューによってまちまち。並280円は「すき家」の牛丼並盛り280円と同額とした。
大盛りは40円引きの380円とする。
 このところ、牛丼各社は期間限定の値引き競争をしているが、今回は定価ベースでの値下げで、2009年12月に390円から320円にした以来となる。
 松屋では今月9日午前10時から16日午後3時まで牛丼を240円へと期間限定値引きを実施するが、新料金はその終了直後から適用する。