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【タコの占いではアメリカの勝ち、なでしこジャパンなかったが】

なでしこ決勝進出!沢V弾で初メダル決めた…女子W杯 追い続けてきたメダル獲得の夢が、ついに現実になった。
初Vを目指す17日(日本時間18日午前3時45分)の決勝で世界ランク1位の米国と対戦する。
1981年6月7日の女子代表初戦から308試合目。終了の笛が響いた瞬間、なでしこイレブンは笑顔で抱き合った。総立ちになった4万5434人の大観衆からの拍手は、いつまでも鳴りやまない。「メダルをずっと夢見ていました」。15歳から代表を引っ張ってきた沢主将は感慨深げに振り返った。
 「何色でもいいからメダルが欲しい」と臨んだ08年の北京五輪は、準決勝、3位決定戦と連敗し4位。佐々木則夫監督(53)は「最後の2試合が勝ち切れなかった」と息切れを反省した。翌09年に福島・Jヴィレッジで行われた合宿にはA代表からU―19まで約60人が集まり、沢を中心に「頂点を狙う」と目標を定めた。
 初の金メダルをかけて戦う米国とは過去3分け21敗。だが決勝の会場はこの日と同じフランクフルトと、移動を伴う米国より恵まれている。「決勝ではアメリカとやりたかった。目標であり夢だった。金メダルを取って日本に帰りたい」。沢の言葉は力強い自信がみなぎっていた。

 ◆日本代表の世界大会での決勝進出
▽99年世界ユース(現U―20W杯=ナイジェリア) フィリップ・トルシエ監督のもと小野伸二、高原直泰らを擁して初の準優勝
▽01年コンフェデレーションズ杯(日本、韓国) 準決勝のオーストラリア戦で中田英寿が決勝弾。決勝はフランスに0―1で敗れる
▽10年女子U―17W杯(トリニダード・トバゴ) 女子で初の決勝進出。決勝で韓国にPK
なでしこジャパンの快進撃に、日本サッカー協会も財布のひもを緩めざるをえなくなったようだ。
日本協会の小倉純二会長は、「選手たちと何がよいかよく相談したい」とボーナス増額を検討することを明言した。
日本サッカー史に残る快挙で、協会側は、優勝賞金100万ドル(約7900万円)を代表全選手21人で分配することを基本に、優勝ボーナスを倍増の300万円程度に引き上げることを理事会で審議する方向だ。
 日本のサッカー界は、Jリーグ発足以来、人気が高まってきた男子に比べ、女子は常に日陰の存在。待遇にも大きな開きがある。協会の規定では、W杯優勝ボーナスは男子の3500万円に対し、女子は150万円。準優勝は男子の2500万円に対し、100万円と女子は男子の10分の1にも満たない。女子は空路の移動の際もエコノミークラスという具合だ。
【なでしこ快進撃に「男子も負けていられない」】 長友
女子ワールドカップ(W杯)ドイツ大会で日本の決勝進出に刺激も受けた長友は「素晴らしいとしかいいようがない。男子も負けていられない」と9月からの2014年W杯ブラジル大会3次予選を見据えた。