漱石の下宿全壊 | 【かほり放送局】

松山市一番町の「愚陀佛庵」で裏山が崩れ、木造2階建ての建物が全壊した。

 松山市では12日午前6時半から7時半までに34.5ミリの雨が降り、大雨洪水警報が出ていた。

夏目漱石と正岡子規が一時同居した建物で、1895年夏から秋にかけての52日間、漱石が下宿していた愚陀佛庵に子規が居候したことをきっかけに、漱石も俳句を始めたとされる。愛媛県が1982年に復元した建物は松山城のふもとに復元された後は、俳句の愛好家らによる句会が開かれていた。