【まいど1号成功】  | 【かほり放送局】

鹿児島県種子島の宇宙機構種子島宇宙センターから打ち上げ、目的の軌道に投入することに成功した。まいど1号の分離H2A15号機から無事、切り離されたことが分かった。 H2Aの打ち上げ成功は9回連続。衛星8基の同時打ち上げは過去最多となる。

 宇宙航空研究開発機構と環境省が共同開発した「いぶき」は、地球全体の大気中の二酸化炭素をきめ細かく観測する。二酸化炭素の次に強い温室効果を持つメタンガスも観測でき、温暖化の進行を見極める研究などに役立つと期待される。打ち上げ費用も含めた総事業費は346億円。

 今回のH2Aは、大阪府東大阪市の中小企業などが開発した「まいど1号」など小型衛星7基も搭載。このうち「小型実証衛星1型」「雷神」「まいど1号」「輝汐(きせき)」「KUKAI」「ひとみ」の6基は軌道投入が確認された。残り1基は、開発元が衛星からの信号の確認作業を続けている。

 
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