【さくらパパ逆ギレ会見】 | 【かほり放送局】

横峯良郎氏が新潮社と元愛人に5500万円求め提訴

【質問したリポーターに対し、怒りをあらわにする】横峯良郎氏

 不倫と賭けゴルフ疑惑を「週刊新潮」に報じられた民主党の参院議員、横峯良郎氏(47)が28日、報道後初めて都内で会見を開き、記事で名誉を傷つけられたとして、発行元の新潮社と元愛人とされる女性を相手取り、5500万円の損害賠償や謝罪記事掲載を求める訴えを起こしたことを明かした。会見の最後には怒りをあらわにし、記事を受けて報じたメディアを「事実確認もしないで報じるとは」と批判した。 また妻や娘には「恐喝されている」と報告したといい、三女のプロゴルファーのさくら選手(21)からは「(裁判は)とことんやれ」と言われたという。「お金の問題ではなく名誉の問題」と断言し、全面勝訴した場合の5500万円は全額寄付するとした。

参院選に立候補表明後の今年7月、女性から慰謝料約500万円を要求されていたことを明かした。

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 さくらパパがブチ切れた。会見冒頭で「週刊新潮による記事でお騒がせし、大変申し訳ない。民主党と私個人に投票していただいた皆さんには本当に迷惑をかけました。心から重ねておわび申し上げます」と陳謝。頭を下げたのはこの場面のみで、会見の最後には烈火のごとく怒りまくった。会見は約1時間行われ、横峯氏は最後の約20分間で行われた質疑応答でエキサイト。週刊新潮の記事を受けて報じたワイドショーのリポーターがこぞって質問すると、「なぜ確認をとっていないのに報じるのか」と何度も息巻き、弁護士から「怒るな」「もういいから」と制止された。

 それでも怒りが収まらず「なんで私が恐喝されているのにこういう目に遭うんですか」と憤慨。やつれた表情だったが、記者をにらみつけるような場面もあった。

 会見は都内のホテルで行われ、報道陣約150人、テレビカメラ約20台が集結。横峯氏は会見で元愛人の女性と昨秋の約2カ月交際していたことを認めたが、暴力行為などを否定。報じられた「1打1万円」の高額な賭けゴルフとその常習性については「していない。10年以上前に鹿児島で5000円の賭けゴルフをした」と説明。参院選に立候補表明後の今年7月、女性から慰謝料約500万円を要求されていたことを明かした。