【「きぼう」来年打ち上げ】 | 【かほり放送局】

 国際宇宙ステーション(ISS)に据え付けるため、スペースシャトルで来年打ち上げる『きぼう』日本実験棟の「船内保管室」歓迎式典が17日行われた。 『きぼう』は、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が三菱重工業を主契約会社として発注し日本企業の総力を挙げて、総額3340億円を投じて開発した。保管室は、大型バスほどの大きさがある円筒型の「船内実験室」側面に取り付け、実験に使う材料や装置などを入れておく。実験室本体はすでにKSCで調整が進んでいる
 保管室は「エンデバー」号で来年2月14日以降に打ち上げ、同4月24日以降には星出彰彦宇宙飛行士(38)らが実験室本体などを運ぶ飛行が予定されている。
米航空宇宙局(NASA)のケネディ宇宙センター(KSC・フロリダ州ケープカナベラル)で開かれた。保管室を運ぶ飛行に参加する土井隆雄宇宙飛行士(52)、ドミニク・ゴーリィ船長(49)のほか、きぼうの開発総責任者・今川吉郎JEM開発プロジェクトマネージャ(57)らが出席した。