安倍晋三首相主催の「桜を見る会」が14日午前、東京・新宿御苑で開かれた。首相は、松尾芭蕉の「さまざまのこと思い出す桜かな」の句を引用し、「今日は皆さんもいい思い出をつくっていただきたい」とあいさつ。、スポーツ界や芸能界、政財界などから約1万1000人が招かれ、首相とともに満開の八重桜を楽しんだ。東京都板橋区の東武東上線ときわ台駅で線路内に侵入した女性を助けようとして殉職した宮本邦彦警部の妻、礼子さんの姿もあった。
昨夜の大雨から一転、初夏を思わせる陽気のなか、首相は、そのうえで「国会もいよいよ後半戦だ。日本をもっともっと素晴らしく美しい国にするために私も全力を傾ける決意だ」と表情を引き締めていた。 ほとんどの桜は散っていた。
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