【恩師・小嶺氏平山を語る】 | 【かほり放送局】
小嶺氏は、平山の姿を、温かく見守る。筑波大進学からオランダリーグのヘラクレスへ移籍など、高校
卒業後も人生の歧路で必ず相談に乗ってきた。平山が欧州で挫折を味あい昨年9月に東京FC加入した
後も不振に苦しむ中。九州の地で復活の時を待ち続けた。「あの子は、ここぞというときに、必ずベストな状態でピッチに立つ」と自信を持って言う。かつては年代別代表で海外遠征行くたびに体重を増やして
戻ってきたとき、平山に「めしを食う資格はない」と合宿の食事を取り上げたこともあった。疑問の声も
あったが、「今以上に太るとサッカー選手としては動けなる」と首を横に振った。それが今生きている。
今年2月に熊本で行われた親善試合米国戦を観客から観戦した。余計な気を使わせまいと直接面会することはなかったが、五輪予選という正念場を前にして愛弟子のコンディシヨンに笑みをうかべた。
「もう、大丈夫」予選での動きぶりが、何よりの『恩師孝行』だった。【一部日刊スポーツ記事より】
 国見高卒業時に小嶺総監督から送られた言葉がある。「実るほど頭(こうべ)を垂れる稲穂かな」。学識や徳行が深まるほど、その人柄や態度が謙虚になることの例えだ。17ゴールの高校選手権通算得点記録を樹立して周囲の注目が一気に高まり、自分を見失いかけた時に届けられたメッセージは強烈な印象を残した。この言葉が書かれた色紙は今でも大切に部屋に飾られている。【スポニチ記事より】
平山エンジン全開、夢の「先生」へ実績作り!!
2ゴールを決めた平山には野望がある!?
 U-22を豪快ゴールで快勝に導いたエース平山。もう少しで出場切符に手が届く北京五輪での活躍は、もう一つの夢の実現のために必要な“実績”だけにモチベーションが違う!?
 「ハットトリックは早いっしょ。まだ始まったばかりだし」とニンマリの平山。史上8人目の予選3戦連続ゴールにご機嫌。ゴールの向こうに夢が広がっているからだ。
 五輪予選とJリーグでの活躍が続くため、すぐの実現は難しいが、平山には教職員になる夢がある。オランダ帰国当初から公言していた大学進学の希望も「行きたい気持ちはあります」と持続中。愛読書『兎の眼』の著者である灰谷健次郎氏の作品はすべて読破。聖職者としての幅広い知識を吸収しようとしている。五輪で活躍し尊敬される先生に-。野望へのエンジンがかかってきた。【ZAKZAK 記事より】